いまは、死刑反対
2003年9月27日(土) 11:22:19
池田小乱入殺傷事件の宅間被告、死刑確定。
今回は死刑廃止論者の声が全然聞こえてこないなぁ。マスコミも「あんなヤツ殺せ」気分盛り上げ一辺倒。ちなみにボクは死刑制度には反対の立場をとります。ええ、あんな人間とは思えない行為をしたヤツでも。
被害者の親の心情を思わないのか!とか怒られるかも。もちろん自分の娘がされたらと想像すると怒りでふるえる。というか、頭の皮をはがされるような心の痛みを覚える。でも、被害当事者は別にして、まわりまで感情で論じていいものか。「ああいう非人間的なことをしたヤツは社会から抹殺してよろしい」という発想の遠い延長線上には「非人間的なことをしている国家は滅ぼしてもよろしい」「その国民が子供を含めて少々死ぬのは仕方ない」「核爆弾落としてもお咎めなし」というマッチョな考えがきっとある。発想の原点はあまり変わらないと思う。
宅間被告の更正の道がどうのなんてまるで思わないけど、生命を抹消してしまう権利が社会(つまりボクたち)にあるのかどうか。「ヒトを殺したら死刑」という罰が犯罪を予防するのもわかるし、被害者側の復讐小説なども読んで共感したりもするが、いまのボクはそれでも死刑には反対。重く難しい問題なのでまだまだ考え続けるとは思うが、いまは、反対。
せめて。被告への憎しみで思考停止になることだけは避けたい。思考停止助長のマスコミが、怖い。
