真面目に自治しているからこそ建たなかったらしい

2003年6月29日(日) 12:57:48

なるほど。ソニーの大賀元社長が退職金16億円を「音楽ホールを建設してほしい」と軽井沢町に寄付したというニュースを聞いて「あれ?あんな金持ちっぽい町にまだなかったんだ」と不思議に思っていたが、ちゃんと金持ちを集め、きちんと経営している町だからこそいままでなかった、ということらしい。
つまり、軽井沢町は自治体としてちゃんと努力して健全に機能している。だからこそ国の交付税や補助金がもらえず、高額なホールの建設ができなかったということなのだ。なんということだ。真面目に自治しているからこそ建たないなんて…。逆に、健全に経営できていない町や村は、交付税とか補助金でバブル・ホールを建てられる。なにも必要がないところに大きな施設が建っているのはそういうわけなのだな。アホらしすぎ。
「みんなもらっているんだから、うちも!」と国にたかるのは乞食の発想。本来自治とは誇り高きことのはず。日本は中央だけでなく地方からも壊れていっているのがよくわかる例だよね。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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