世界が平和だった最後の月になるのか

2003年2月24日(月) 9:07:56

2月もあと1週間弱。3月中旬にアメリカがイラク鎮圧のために先制攻撃し(戦争でなく鎮圧だ)、イスラム教徒(ブッシュ曰く「インチキ宗教の信者たち」)を公然と虐殺して深い恨みを買い、長く世界を混乱に陥れると仮定すると、2003年2月は世界がある程度平和だった最後の月となるかもしれない。よく味わっておこう。来月からは世界最強国家の不興を買わないようびくびくするジャイアン的恐怖支配世界かもしれないのだ。

「スコット・リッターの証言」「だからアメリカは嫌われる」「アホでまぬけなアメリカ白人」など、反ブッシュ的文献を続けて読んだせいか世界が暗黒に見えて仕方がない。仮にイラクへの武力行使後に表面上平和的世界が訪れたとしても、世界は決定的に何かを失う。環境問題的にもブッシュ政権の発言力が増大すればするほど大幅に退歩するだろう。
「アメリカの問題は、政府や米軍が海外でしていることを、アメリカ市民のほとんどが何も知らされていないことに尽きる」という説はたぶん正しい。フェアで賢明なアメリカ人たちがアメリカ内部からアメリカを変えることを外から助けるしか方法はないかもしれない。世論を盛り上げて「こんな政策だと共和党は票を失うかも」とブッシュ一味に思わせるしか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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