謝意にシャイであってはならず

2002年12月29日(日) 10:48:47

昨日も仕事にふらふらと。本当は晦日も1月1日も仕事の予定だったのだが、なんとかそれは回避。一応ゆっくりした年末年始を迎えられることになりホッ。

ゴッドハンドに「全身とてもだるく、調子最悪」と言ったら「とてもイイコトね。長年の疲れがようやく奥の方から出てきてる。もうすぐ全快するよ」と。んでもってかなり念入りに治療してくれた。おかげでちょっと上向き傾向。疲れを出し切って、いい感じで新年を迎えよう!

ジョージ・ロイ・ヒルが27日、80歳にて死亡。「ガープの世界」「明日に向って撃て!」を、ボクの人生にありがとう。そういう謝意を「どうせファンレターなんかたくさんもらっているだろうから」と億劫がって伝える努力をしなかったことを後悔。謝意にシャイであってはならず。と、このごろやけに思ったり。

久しぶりに酒

2002年12月28日(土) 12:09:25

昨晩は久しぶりに酒を飲んだ。ずっと調子が悪く、飲みに行けるかどうかぎりぎりだったのだが、昼間にゴッドハンドに念入りにやってもらって急に症状好転。昨日のゴッドハンドはすさまじく効いた。今日も調子は良い。
しかし妙なメンツだった。同業者2人に食べ物系雑誌女性編集者にテレビ局女性政治記者に海外系若手官僚にボク。男女半々。ボクにとっては同業者ひとりを除き全員初対面。
異業種の話を聞くのが好きなので楽しかったが、ボクがみんなにくわしく聞かれたのがうどんの話というのがどうにも情けない(笑)。人数が多く、突っ込んでいろいろ聞けなかったのが残念。今度はこの半分の人数でプリーズ。

認知もされず感謝もされず

2002年12月27日(金) 8:34:16

インドのデリーで地下鉄が開通した。総事業費の半額を日本が援助しているという。
いいことなのだろうなとぼんやり思う反面、どういう意味があって自分たちの税金が大量に使われているのか、それが日本にとってどう有効なのか、インド国民や世界にちゃんと知られているのか、地下鉄なんかより切羽詰まった飢餓などに使われるべきではないか、など、イライラもする。自分自身の給料がどんどん下がり、増税も現実になる今、他国の地下鉄ごときに大量にお金を使っているという事実が腹立たしくもある。どうせ使うなら「お金をこう使いました。デリー市民は大喜びです」と大々的に発表してお金を出した我々にイイコトをしたという誇りを持たせて欲しい。認知もされず感謝もされず湯水の如く使われていく我々のお金がかわいそうじゃ。
バス中心だった公共交通機関に地下鉄が加わって、デリーの大気汚染が軽減される効果もあるらしい。アジアの国々を援助するのも(長い目で見て)とてもいいことだと思う。でも、ちゃんと効果的に使っているのか、日本はちょっと頼めばすぐ財布を開くと軽く見られていないか、金だけ出して援助した気になっていないか、本当の援助とはなんなのか、などなど、気になることいっぱいだ。ストレスがたまる。

「広島快食案内」

2002年12月26日(木) 7:34:53

広島の友人シャオヘイさんからうれしい本が届く。「広島快食案内」(シャオヘイ著/南々社/1200円)
広島のうまい店255軒を自腹で食べて星評価した本である。一読驚嘆。実に丁寧で真摯な作り。この手の本を作る苦労は身に染みてわかるが、それにしても舌を巻く。食の専門家ではないひとりのサラリーマンの本音評価がここまで徹底して書かれた本っていままであったのだろうか。独断性と網羅性が両立されていることにおいて(そこが特に驚異的)、これは「労作」というより「名作」だな。
南々社も二色刷地図ありでよく1200円で出したなぁ。広島に行く機会が少しでもある人はbk1とかで注文して買う価値あり。ちなみにシャオヘイさんのサイトは「http://www.kaishoku.com/」。

なにもないイブです

2002年12月25日(水) 9:18:50

クリスマスイブは夜11時くらいまで仕事だった。今年は金欠ゆえ、話し合いのうえプレゼントやディナーも自粛(子どもにはあげたが)。なにもないイブです〜♪
ま、キリスト教徒でもないのでこの日に誰が生まれようが祝う必要はない。布教活動にみすみす乗れるか。欧米のマネゴトをいつまでもやってられるか。うちは特定の神をもたない家なのだ。子どもにそう説いたが、とっても嫌がられました。
しかし、神を持たない人々よ、無批判&思考停止でクリスマスを祝うような習慣はそろそろやめないか。この無批判&思考停止の遠く延長上に、イスラムのような異文化への拒絶&敵意が育つ。うはは。オーバーですかそうですか。でもな、クリスマスはある種のファッショだとボクは思うな。この手の思考停止型プロパガンダは、ゆっくり精神を蝕んでいく。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。