世界が平和だった最後の月になるのか

2003年2月24日(月) 9:07:56

2月もあと1週間弱。3月中旬にアメリカがイラク鎮圧のために先制攻撃し(戦争でなく鎮圧だ)、イスラム教徒(ブッシュ曰く「インチキ宗教の信者たち」)を公然と虐殺して深い恨みを買い、長く世界を混乱に陥れると仮定すると、2003年2月は世界がある程度平和だった最後の月となるかもしれない。よく味わっておこう。来月からは世界最強国家の不興を買わないようびくびくするジャイアン的恐怖支配世界かもしれないのだ。

「スコット・リッターの証言」「だからアメリカは嫌われる」「アホでまぬけなアメリカ白人」など、反ブッシュ的文献を続けて読んだせいか世界が暗黒に見えて仕方がない。仮にイラクへの武力行使後に表面上平和的世界が訪れたとしても、世界は決定的に何かを失う。環境問題的にもブッシュ政権の発言力が増大すればするほど大幅に退歩するだろう。
「アメリカの問題は、政府や米軍が海外でしていることを、アメリカ市民のほとんどが何も知らされていないことに尽きる」という説はたぶん正しい。フェアで賢明なアメリカ人たちがアメリカ内部からアメリカを変えることを外から助けるしか方法はないかもしれない。世論を盛り上げて「こんな政策だと共和党は票を失うかも」とブッシュ一味に思わせるしか。

「まぁいいか」は禁句

2003年2月23日(日) 13:29:40

春よ来いとの思いも込めて、表紙絵を明るく変えてみた。タイ料理のプーンガオ。料理をアジアにするだけでなんとなくアジアっぽい雰囲気になるのが不思議。

銀座の整体院の先生(ゴッドハンド)と食事をした。「人間、『まぁいいか』と自分を許しだしたらもう終りね」と、野心的に夢や目標を語る彼。我が身を振り返れば、このごろ「まぁいいか」と自分を許すことが増えた気がする。みんな適当にさぼって生きているんだからまぁいいか。夢とか理想を追わなくてもそこそこ幸せなんだしまぁいいか。もういい歳なんだし体力も落ちているんだからまぁいいか。誰が見ているわけでもないし誰が褒めてくれるわけでもないんだからまぁいいか…‥
さぼること・妥協することを許すにともない人生はどんどん単調になってきている。穏やかで不足ない毎日ではあるが少しずつ退歩していっているのが感じられる。まぁいいかと自分を許さなかったころは次から次へと新しい楽しみが向こうからやってきて人生をどんどん魅力的にしてくれた(トラブルも同じようにやってきたがそれも成長の糧だったしそのトラブルを解決するとそこに予想もしなかった新しい楽しみが潜んでいたことも多々あった)。
このところ、小さくまとまろうとする自分を刺激する出来事が身近に起き続けている。啓示なのだと謙虚に受け止め反省しよう。

床材

2003年2月22日(土) 15:27:44

犬の写真を見て「犬もかわいいけど、それにもましてうちで評判なのは、さとなお家の床。いい材料つかってるよねえ。色もいいよって」というメールをいただく。うしし。そうなのだ。わりといい床材を使っている。桜だったかのグレードの高いヤツ。日々の生活に床に質感は大事だ、と、以前いいフローリング使っているマンションに3年住んで実感したのだった。
ということで急に床への愛情を思い出し、かんたんマイペットで床拭き。ふきふきふき。こうしてかがんで拭けるほど治った腰に感謝しつつ、ふきふきふき。やっぱりフローリングが傷つかない小型犬にして良かったと思いながら、ふきふきふき。うむ。ピカピカである。かんたんマイペット、ブラボー。

乾燥酢飯おにぎり

2003年2月21日(金) 23:46:02

優子が用事があったので、娘とふたり夕飯。早々に会社を引き上げ、娘と待ち合わせ、優子と一緒だとまず行かない寿司を食べに行く(前もこのパターンがあったな)。で、娘が「回転寿司!」と言い張るので、久々の回転寿司へ。
参りました。やっぱりボクだめです回る寿司。偏見持たず贅沢言わず楽しもうと思ったんだけど、どうしても美味しいと思えない。新鮮でないネタをただ乗せただけの乾燥酢飯おにぎりなんだもの。ネタとシャリが口の中で競演する寿司とはまるで別物。
コハダとマグロを取った時点でギブアップ。カッパ巻きと干瓢巻きとカッパ巻きとカッパ巻きを食べて帰ってきました(娘はいろいろ食べていた)。たぶんこの店が特にまずいのだろうとは思うけど(すいていたし)、やっぱりロボットが作っている時点で寿司ではないな。ヒトが握るから「握り寿司」である。あ〜一食損した。

先送り

2003年2月21日(金) 9:06:42

出版・連載・更新・仕事・新企画など、やらないとやばいことが溜まりに溜まっているのに、すべて先送りして寝てしまった3日間。まぁ風邪だから仕方ないとはいえ、無駄にした気がしてしまう私は貧乏性。
それにしてもやること多し。ひとつひとつ思い出して頭の中でエクセルの予定表にしてみてはぐったりするを続けている。ひとつひとつ片づけていくしかないとはわかってはいるのだけれど。
逃走をやめて闘争を始めないとマジやばい。風邪も治ったみたいだし、そろそろフルスロットルにしなければ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。