勝どき「さ々木」
2005年3月17日(木) 14:47:17
ちょっと仕事でストレスがたまり、久々に「おれはいったい何をやっているのだ」気分に。これが大きくなっていくとあらゆる仕事や執筆が空しくなり、一気にテンションさがるので、ここで必死に食い止める。スタバでラテと甘い物どっさり。今日だけで2キロ太ってやる! んでもって来週2キロ痩せてやる! みたいな複雑かつ予定調和なストレス解消。おバカでよろしい。少し自分を笑えたので、復活できるかもしれない。
昨晩は久々に勝どきの「さ々木」でひとり鮨。親方は手が動かなくなったとかで実質引退したらしい。知らなかった。息子さんが握る。札幌「すし善」で修業したらしい。他に客がひとりもおらず、彼と話が弾んだので、わりと食べてしまった。6貫くらいをさっと食べて20分くらいで帰ろうと思ったのに。
今晩はパーティふたつハシゴしないといけない。その後深夜から編集作業。長い一日である。
「人生ピロピロ」見本刷り
2005年3月16日(水) 9:40:28
先週から追っている情報として「911 ボーイングを捜せ」と「人権擁護法」がある。どちらもメールで教えてもらったもの。特に後者の問題を知ったのは13日。ネットがなかったら見逃すところだった。マスメディアはあまり騒いでいない。
昨日、新しい本「人生ピロピロ」(角川文庫)の見本が刷り上がってきた。書き下ろしエッセイ集。文庫化をいれると9冊目。9人目の子供という感じ。なでなで。出来が良くても悪くても可愛いものです。健康に育てよ(どうやって)。書店に並ぶのは来週末あたり。並び始めたらまたここで宣伝しますね。
で、ベッドでドキドキしながら刷り上がったばかりの文章を読んでいたら、目がさえてしまい一睡もできなかった。あーここはこう書けば良かったかも、とか、ここらへんはリズムが乱れてるなぁ、とか、グジグジ考えているうちに。でも朝になって逆にスッとした。諦めついたというか開き直ったというか。毎回こんな儀式をして、次に向かいます。何冊出しても変わらない。
「銀座小笹寿し」
2005年3月15日(火) 8:24:22
昨晩は「銀座小笹寿し」。ここのご主人が長く修業した代沢の「小笹寿し」での名物「穴子のきじ焼き」(生地から焼くからきじ焼き)を久々に味わえ満足。ちゃんと技が伝承されていてうれしい限り。そのうえ、きじ焼きの握りまで食べられた! これは代沢では岡田周三が機嫌のいいときしか握ってくれなかった幻の握り。結局ボクはありつけなかった一品だ。念願叶ったり。その岡田周三も去年亡くなり、伝説化した。昭和がどんどん消えていく。あぁ山口瞳を再読したくなってきた…(全集持っているくらいはファン)。ちなみに穴子はこれからうまくなる。最高の時季に再訪してみよう。
22時頃食べ終わって「テンダリー」へひとり流れる。このごろの鮨後の定番「ピコン・スペシャル」をまず一杯。口を鮨味から取り戻し、さて何飲むかと思ったら「オールド・トムがまた入りましたよ」と宮崎さん。もうどこにも売っていないゴードンのオールド・トム。宮崎さんはたまにどこからか仕入れてくるんだよね。ストレートで一杯。まろやかでさわやかで極上。香りが脳に充満。この香りを引き連れてすっと帰ろうと思ったら「もう一杯珍しいのが」と言われ再び腰を落ち着ける。「山崎」の醸造所80周年記念モルト。レアらしい。へぇこんなのあるんだ…と、飲んでみたら、これが実によい出来。荒涼たるスコッチや潮風のアイラなどに比べると、湿気ある森の緑が漂う感じ。短歌俳句の世界デアル。イヤン、シャーワセ♪
堀江氏がずっと語っていること
2005年3月13日(日) 9:38:21
アメリカではブログ記者をホワイトハウスの取材に参加させたという。ここらへんの感じはアメリカは10年進んでいるね。
プロの記者よりジャーナリズム・センスが上回る人は市井に山ほどいる。ネットの出現で情報がフラットに行き渡り、ジャーナリストだけが時代に対する当事者意識を持っていた時代は終わろうとしている。一般人がそれぞれきちんと当事者意識を持つ時代になってきている。彼らの多くが発信しはじめたらマスメディアの役割はある意味終わるとボクは思う。ジャーナリストだけが情報強者だった時代はもうとっくに終わっているし。いや、糾弾や告発こそジャーナリズムの役割という考えに固執したジャーナリストは、そのうち情報弱者に成り下がる可能性すらあると思う。
その辺に謙虚にならずに「大衆にいろいろ教えてあげる」的態度でこれからもいると、新聞やテレビなどの既存メディアやジャーナリストはマジで痛い目に遭うんじゃないかな。ネットを日常に使っている人たちは、あなた方が考えているよりずっと情報強者なのだ。しかもブログで発信し始めるとそのスキルは日々磨かれる(発信とは情報整理でもあるから)。古いタイプのジャーナリストたちを憐れみの目で見ている人たちがいっぱいいることをお忘れなく。
その辺の感覚のズレを堀江氏はずっと語っている気がする。ネットの世界に長くいるとその辺の感覚って「常識以前の超当たり前な感じ」になっちゃうので、彼はそこら辺をうまく説明できないだけ。ボクもその辺はもう肌感覚になっちゃって、あまりに古い人から質問を受けるとどこから説明すればいいかわからなくなってしまう。
