電柱と電線が憎いワタクシ

2005年7月20日(水) 19:54:21

東京の丸の内〜大手町を昼間歩いていて、なんかこの辺スッとしてるなぁキレイだなぁとか思ったのだが、よくよく見てみれば電柱と電線がまるでなかったのであった。地中埋設しているのだな。あぁとにかくなにしろものすごく電柱と電線が日本を汚くしているよなぁ。電柱と電線が憎い。空を仰ぐたびになんでこんな醜いものをはびこらして平気な国民なのだろうと不思議になる。美に対して敏感な部分もちゃんとあるのに。

とか思いつつ、なぜ大手町に行ったかというといつも行く散髪屋があるからである。昼休みに行ったのは初めてなのだが、いつも混んでいる店内がなぜかガラガラであった。「昼休みっていつもこんな感じ?」「ええ、数年前から昼休みに来られる方が激減して、みなさん夕方会社が終わってから来られるようになりました。夕方はパニックです」「へー。なんでかな」「忙しくて来られないようですよ」……昼休みすらきちんと取れなくなっている人が目に見えて増えたということかな。余裕のないところにビッグアイデアは生まれないものなのだけどな。

大島保克ライブ

2005年7月19日(火) 8:30:10

昨晩は島唄の大島保克ライブへ。三軒茶屋の世田谷パブリックシアター。小さなホールなのだけど、山口智子やら鶴田真由やらが観客に。大島さんモテモテ。
大島さんのライブを見に行くのは3回目かな4回目かな。内面の充実を感じさせる密度の濃いライブで、沖縄の風はもとより、人間の生活の大きな流れまで感じさせるような2時間だった。いままででベストかも。言葉もわからない琉球民謡は、普遍性があると共にとてもモダンで、ささくれた心がすぅと更新されていく。大島さんの向こうに青い海と豊かな月夜が浮かび上がる。ステージ上で飛び跳ねても小さいイメージしか表出しない人と、大島さんみたいに一切動かず座ったままなのにとても大きなイメージを表現する人と。

すっかりホッコリしたのでやっぱ泡盛かなぁと思いつつ、結局なぜか渋谷に出てシュラスコの店「TUCANO'S」へ。腹いっぱい牛や豚や鶏を食べて、もうダメ〜とか言いながら帰って寝る。それにしても渋谷は汚い。というか東京は汚い。醜悪な街だ。大島さんのライブの後だからか余計に。

リアルな社会的老い

2005年7月18日(月) 8:22:25

桐野夏生「魂萌え!」読了。
社会的老いをあの筆力でここまでつまびらかにされるとなかなか辛い。少し老いを甘くみていたかも。人間的老いとは自分の努力次第で闘える気がしていたが、社会的老いの現実は相当厳しそうである。著者は圧倒的想像力でその辺のリアルを提示してくれる。サンキュー。少し足下が見えた。
それにしても、この物語に「魂萌え!」という題名つけるあたりがしたたかだなぁ。燃えではなく萌えなのだな。

あぁ三連休はよく寝た。やる気と活気とその気を取り戻した。その気? そう、その気。やっぱその気にならんとな〜んもでけへんし。思い上がりというか思い過ごしというか、そういうのは大事やね。

今日から復活。今晩は大島保克のライブに家族で行ってくる。

ギエム様「マノン」

2005年7月17日(日) 22:51:56

英国ロイヤル・バレエの「マノン」を観てきた。シルヴィ・ギエム主演。ギエム様〜。

ケネス・マクミランの振付が(ちょっと空中戦を使いすぎな気もするが)実に素晴らしく、とっても堪能。素晴らすぃ。いままで観た演目(「椿姫」「田園の出来事」「三人姉妹」)はギエムのダンスだけが突出していたのだが、今回はちゃんとギエムが駒になって機能していた印象。いいバランス。美しいリフト。複雑な空中戦。すべてに印象的。でもまぁやっぱギエムの存在感は凄まじい。空中で止まったりするし。落ちる速度も他の人と違うし。なんつうか、彼女だけ踊っていないように見えるのはナゼなんだろう。

「田園の出来事」で若家庭教師役をやったマッシモ・ムッルがまた相手役。彼のリフトは安定感が抜群。雑伎団ばりのウルトラCも安心して観ていられる。「三人姉妹」での素晴らしい演技がまだ目の裏に残っているアンソニー・ダウエルがムッシュGMというエロオヤジ役。めちゃうまい。レスコー役のティアゴ・ソアレスも良かった。それぞれのダンスと演出が見事にバランス取れていて、バレエ全体としてなかなか秀逸な出来だったと思う。

岩田守弘さん来日

2005年7月16日(土) 14:48:12

ボリショイ劇場の第一ソリスト、岩田守弘さんが来日した。
8/25まで日本にいる。個人的に夏の恒例行事になった感もあるが、これから約1ヶ月、東京における個人マネージャー役である♪ なにしろ岩田守弘普及委員会関東支部長(別名:パシリ)を自認していますので(関西本部長は吉田さん)。今年もいろんな人を紹介して、いろんなメディアに載せたいぞ。去年は婦人画報や料理王国やTBSラジオ、東京FMなどへの出演が叶った。今年もいろいろなんとかしたい。

え?岩田さんをいまいち知らない?
まぁ無理もない。まだ日本では無名に近いが、世界トップのバレエ団であるモスクワのボリショイ劇場で、日本人で唯一踊っているトップダンサー。第一ソリスト。ロシアは東洋人が生きにくい国のひとつだと思うが、そういうアウェイで世界トップをキープしていることを考えると、イチローやマツイに匹敵するスター・ジャパニーズ・プレイヤーである。
数々の賞に輝いたという経歴がすごいというよりも、ボクがこの目で見て、あまりにキレイで安定した踊りに驚愕したことが応援のキッカケ。こういう「誇れる日本人」はもっと日本で知られるべきなのだ。

ちゅうことで、これから1ヶ月、マネージャー業も始まる(もちろん無給)。体調整えないとね。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。