マンハッタン早朝散歩

2005年10月23日(日) 22:00:39

今日は日曜でオフ。日曜早朝のマンハッタンはすいていて気持ちいいので、朝7時から散歩に出る。

市立図書館の横から五番街に出て南へ下がる。まだクルマがほとんどいないので、道のド真ん中を堂々と。ド真ん中から南を見ると、ゆるやかな下りになっていてフラットアイアンのあたりまでずぅっと見通せる。両サイドには旗がはためき、マンホールからは蒸気が上がっている。この景色がとっても好き。早朝じゃないと危なくて出来ない技だけど。
そのまま34丁目までゆっくり歩き、「Afinia Dumont Hotel」前へ。ここはボクの常宿のひとつ。去年も20日くらい泊まった。やっぱ今回もこのホテルにすればよかったかも。34丁目を西に歩き、これまた何度も通ったGiGi Cafeでコーヒー。なんでもないCafeだがここは娘が初めてアメリカ人から物を買う体験をした店。とても親切にしてくれたので彼女も大ファンなのである。なんだか懐かしいな。お腹が減ってきたので、そのままエンパイアステートビルの横を通ってコリアタウンへ。カムミオでソルロンタン。やっぱ朝飯にはこれが最高。胃が休まる。

そして今。ホテルに帰って企画書の続きをシコシコ書いているところ。今日は11時に待ち合わせて人とお茶(初対面の方)。その後仕事仲間とランチを食べながら、明日から3日間続くカンファレンスの予習をする予定。

Always look on the bright side of life♪

2005年10月23日(日) 15:05:59

ようやく時差ボケ脱出。わりと元気復活。今回はカンファレンス出席(4日間)が主な目的だが、最新のNYエンタメ関連を見て回るのも、こちらでコンテンツを作ってる先端の人々に会うのも大事なサブ目的。時差ボケのままだと行動範囲が狭まってしまい致命的。あぁ良かった。

午前中は部屋で企画書制作。
昼は講談社から「ホントに美味しいNY10ドルグルメ」という本を出した間庭典子さんとビジネス・ランチ。昨日テイクアウトした「Daisy May's BBQ USA」はこの本で知ったのだった。一緒に行ったのはコリアタウンの「Cho Dang Gol」。手作り豆腐のスンドゥブチゲの店。NYで韓国料理を食べに行くときは深夜が多いのだが(24時間営業のレストランは韓国料理が多い)、この店は24時間営業ではないので来る機会がなかった。深夜や早朝ではなく普通のランチやディナーの時間にコリアタウンで食べると損した気になるくらい「NYの韓国料理=深夜・早朝」というイメージがボクの中にできあがっているからねえ。
スンドゥブは作りたての豆腐の風味とともに大変おいしい。間庭さんがとった「おからチゲ」も豆乳スープのようでホッとできる味。ちなみに彼女の最高のオススメは「キムチおからチゲ」らしいよ。

打ち合わせを終えた後、今年度のトニー賞作品賞を受けた「Monty Python's SPAMALOT」をマチネーで観に行く。異様に面白いと聞いていたが、ここまでとは……。モンティ・パイソンってこんなに面白かったっけ?と思うくらい新鮮な面白さに溢れた傑作。相変わらずパロディが多いのだがパロディ元や英語がいまひとつ掴めなくてもこんなに面白い。ホスピタリティもテンポもよいし、なにより歌や踊りが良い。贅沢にも劇中歌として使った「Always look on the bright side of life♪」なんか頭を離れない。嗚呼スゴイなブロードウェイ。参った。このレベルと闘うのは無理かも。
感動を誰かと共有したくて、部屋に帰ってからスパマロットで検索しまくる。こういう共有欲求こそがネットの原点。

MoMAとポロックとGoogle Map

2005年10月22日(土) 13:12:51

昼前まで寝たり起きたり。うわー本当に時差ボケだ。時差ボケにならないカラダだと思っていたのでちょっとショック。
昼は50丁目と6Aveの角近くに屋台を出している「Daisy May's BBQ USA」でボウルオ・レッドとポークサンドとチキンサンドを買い込み(ここはテイクアウト専門スタンドのくせにザガットで23点取っていたりする)、コロンビア大学まで地下鉄で上がって、キャンパス内でビジネスランチ。テックス・メックス系チリスープもサンドウィッチも相当うまかったが、途中から時差ボケもあって食欲がなくなる。このボクが食欲なくすなんて…。

みっちり打ち合わせ後、帰って寝るべきかと思いつつ、MoMA(近代美術館)へ行ってしまう。新しく建て替えたMoMAは初めて。日本人の設計家には悪いが前の方が好き。というか、グッゲンハイム美術館まで行かなくてもいいが、なにか近代美術を象徴するような建物にしてほしかったな…。とか思いながら早足でひと通り回る。特別展示の「SAFE」という特集が面白かった。
MoMAに来るといつでもポロックの前に数十分座り込んで楽しむのだが、今回もポロックを見つけるや否や「おひさ〜」と座り込む。マイ・フェバリット。見慣れた構図。で、なんとなく目を細めて見ていたら、なんとポロックの絵が「Google Map」の空撮地図に見えてきた(!)。黒い線が川で白い線が道。一見乱雑に絵の具を垂らしただけに見えるポロックだが、目を細めると本当にMapとして見え、Mapとして見るときちんと秩序とバランスが取れている。ある意味地球の縮図になっている感じ。それだけ普遍性がある構成ということか。ポロックの他の作品にも「これってどう見ても千葉県の空撮〜」というのがあり(緑色が効果的に使ってあるのだが、目を細めてみるとそれがゴルフ場の空撮に見えてくる)なんだか違ったポロックの楽しみを見つけた気分。

ポロックのおかげかだんだん元気になってきたので、チェルシー〜ミートマーケット地区(ミートパッキング地区)近辺を散策。ミートマーケットあたりってここ数年異様にオシャレになってきたのだが、それを実感できる散策だった。有意義。こりゃマンハッタンで一番面白い地区と言われるはずである。いろいろ見回った後、NY在住の友人たちと同じ地区内の「5Ninth」というレストランへ。エイジアン・フュージョンかな。パンチは足りないけどうまかった。なかなか良い。というか、店は看板もない一軒家。意外性がとてもいい。

ブロードウェイ「SPELLING BEE」

2005年10月21日(金) 16:50:06

あまり寝られず、ちょっと起きては寝てちょっと寝ては起きて。典型的なジェットラグ。普段時差ボケが全くないボクとしては珍しい。

ふらふらしたまま地下鉄に乗り、昼からSOHOで打ち合わせ。NYで急成長のブライダル・デザイナーと深く打ち合わせ。そのまま昼メシに流れ、SOHOの「AQUAGRILL」にてビジネスランチ。iBookを開いていろいろ説明。この店の牡蛎はオイスターバーの数倍うまい。魚やオイスターを食べるなら相当オススメの一店。

夕刻まで二件の打ち合わせを終え、SOHOで少し買い物。310のスニーカーがわりと気に入り購入。310を日本語読みするとサトオになるし、310マークの入った靴はボクにはなかなかいいかも(笑)。
夜は8時からブロードウェイで観劇予定のため、少し早めのメシを食べないといけないのだが、ひとりでレストランに入る時間も元気もないので、地下鉄で72丁目まで上がりホットドッグの名店「Gray's Papaya」へ。ホットドッグもおいしいが、ここのパパイヤジュースがとても好き。わざわざ来る価値がある味である。2.75ドルのセットを食べる。トッピングをすべて乗せるEverythingとまるで乗せないNothingの2本にパパイヤジュース。ある意味、NYを代表する料理かも。シアワセ。実はNothing好き。

一日中座学

2005年10月20日(木) 19:59:43

仕事のみの一日。
朝8時すぎからグランドハイアットのボールルームで「The Future of Branded Entertainment」というカンファレンスに参加。ま、日本でいったら「座学〜(泣)」といった感じ。プレゼンテーションはまだしも聞き取れたが(バカみたいに早口のヤツもいて難儀した)、ディスカッションになるとまるでお手上げ。ヒアリング困難。同行者に事後確認してやっと内容を把握する始末。でも内容が濃くて相当面白かった。スピーカーも20人くらいいて、みんなさすがにプレゼン上手。内容はもちろん、プレゼンの仕方やパワポの作り方なんかも参考になったな。

夕方までみっちりやって、疲れ果てて同行者と夜メシに。「Taboon」という地中海&中近東料理屋さん。まだ新しい店で流行りつつあるらしい。こっち在住のクリエーターも参加して、今日の復習大会。わりと盛り上がり、いっぱいしゃべった。ちょっと面白い展開だったかも。

今日は昼から取材。珍しくジェットラグが出ていて、疲れているのに目が覚める。もう少し寝ないと。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。