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「似顔絵物語」

amazonまぁなんというか、サラサラした本だ。まるで著者の似顔絵のようである。
山藤章二が書いたら濃厚にして毒のあるものになろうし、高橋春男が書いたら饒舌でデフォルメされたものになるだろう。そういう意味では画文一致。著者の本はほとんど読んでいるが、今回ほどそれを顕著に感じたことはなかった。
不満としては、似顔絵にまつわるいろいろをなぞっただけの内容の薄さと、挿し絵(似顔絵の例)の少なさ。著者による映画についての本などの内容の濃さ・着眼点の素晴らしさに比べるとどうしても見劣りがする。自分の本業な分だけ書きにくかったこともあろうが、もう少しつっこんで書いて欲しかった。
なお、表紙の絵はパターンを変えて5つこの本の中に出てくる。著者からのサービスですね。
1999年02月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310