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「神が忘れた町」

amazonミステリー。ロス・トーマスは初読だが「巨匠」なのね。知らなかった。
淡々と硬質でありながらどこかで甘い文章は破綻もなく安定感を持って結末まで導いてくれるが、読者と不思議な距離感がありいまひとつのめり込めないところがある。訳のせいでもあるのだろうか。
物語的にはアメリカの司法制度をちゃんと知らないとなんだかよくわからないところが多々ある。
元最高裁判事も冒頭でかなり魅力的なキャラとして出てくるわりには最後までそのキャラが爆発しない。犯人像にしても書き込みが足りないし、怖くもない。元弁護士のキャラも最後まで立ってこない。うーん。いまいちかも。
1999年07月01日(木) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:ミステリー
@satonao310