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「フロスト日和」

amazon「クリスマスのフトスト」に続く著者の第二弾。
前作が面白かったからこの本も買ってはあったのだが、文庫とはいえ700ページ超の厚さになんとなくほってあった。
けど読んだらやっぱり面白いなぁ。名物刑事というかボンクラオヤジというか、とにかく個性豊かな主人公フロスト警部の忙しすぎる毎日を描いていて、単なる推理ものではない魅力を放っている。なにしろメインの事件以外にも別の事件が次々起こっていき、それとは別に内部資料、残業統計などのデスクワークもたまりにたまり……フロスト警部のみならず読者もその忙しい日々に翻弄され疲れ切っていく。この、読者の上手な巻き込み方もこのシリーズの勝因のひとつだろう。うまい。
第三弾、第四弾と訳が進んでいることを願っている。早く次が読みたい。
1999年08月01日(日) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:ミステリー
@satonao310