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LV3「脳内イメージと映像」

吉田直哉著/文春新書/710円

脳内イメージと映像
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映像とは何か。
これはボクのテーマのひとつでもあるのだが、この本は、脳内で表出される映像「脳内イメージ」を手がかりに、「映像とは脳を拡大するために脳の延長として存在する」という結論まで個人の体験(臨死体験)をもとに平易に書き進めていく。

自分の五感の外のものとして映像を捉えていたボクにとってかなり新鮮な論であったが、もっともエキサイティングだったのは、(著者も危惧しているが)「映像が脳を越えるときが来るかもしれない」という新しい視点を与えられたこと。いろんな妄想が沸き上がってくる。読書の醍醐味だ。

著者は元NHKのディレクター。科学的に小難しく書こうと思えばどうにでもなってしまう題材をここまで平易に書いたことは大変素晴らしく思う。

1998年12月01日(火) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:映画・映像

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