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「室内40年」

amazon大変面白い。
著者が「室内」というインテリア雑誌を主宰していることを知らない人がいるかもしれない。その雑誌の40年を語ったインタビュー構成の本だが、著者の「確信犯的脱線」により戦後40年の日本が見事に浮かび上がってくる。昭和時代の語り部として著者は最高の役者なのである。
豊富なボキャブラリーと正確な記憶、平明な視点、批評の立脚点の確かさ。良く出来た芝居を読んでいるような気になってくる。聞き手の女性の素直なつっこみも面白く、ニコニコ読めて勉強にもなる。だいたいが説教口調の著者だが今回はすっとぼけた味が勝っている。
1997年06月01日(日) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:エッセイ
@satonao310