「僕の父はこうして死んだ」
山口正介著/新潮社/1200円

amazonここでいう父とはもちろん作家・山口瞳のことである。となると山口瞳ファンとしては読まざるをえないじゃないですか。
息子として父の死を書くのがどれだけ大変なことか理解は出来るが、著者も作家のはしくれ、もう少し整理して冷徹に書いて欲しかった。そんなに著者に悲しまれては読んでいる方は入り込めない。編集者のディレクションもまずいのかもしれない。テーマが行ったり来たりするし、同じ描写が多々出てくるし最後の方なんかもうヨレヨレ。もっと時間を置いて冷静に書くべきだと思う。
1996年06月01日(土) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:自伝・評伝