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「料理研究家たち」

amazon題材よし。藤野真紀子、有元葉子、上野万梨子、北村光世、枝元なほみというそれなりに名前のある料理研究家をインタビューして、その生き方をルポしたものだ。近頃人気の職業だけに時事性には申し分ない。また、ルポとしては浮ついてなく静かな筆致でしっかり書かれており、ある種の好感は持てる。
が、問題は、なんか読んでいてときめかないことだ。静かすぎる。暗い、と言ってもいい。5人の料理研究家たちはそれなりにはずんだ人生を送っているのだが、どうもそれが伝わってこないのが致命的だ。表現的にも、ちょっと純文学調も入ったりして、どうも自己陶酔的ニュアンスを感じてしまう。題材はいいんだけどなぁ。
1999年12月01日(水) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310