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「マダム・ルロワの愛からワイン」

amazon副題は「ブルゴーニュ 土の味・風の香り」。
ブルゴーニュの英才、マダム・ルロワのワインに対する真摯な取り組み、そしてビオディナミの考え方はよくわかった。
でも読後感はそれだけかも。
なにしろ著者が素材(マダム・ルロワ)を崇め奉っちゃっているから、なんだか読者は引いてしまうのだ。
なかなかいい素材なのだから、それを冷静に客観的に取り上げてしっかり書いてほしかった。
マダム・ルロワを賞賛し、彼女が言っていることをただ単に書き写しているだけの本なのだ。ええ、そういう本の存在価値は認めます。でもそこからは生身のマダム・ルロワは匂ってこないし、彼女の作った素晴らしいワインを飲むときの付加価値も浮かび上がってこない。もう二歩も三歩も踏み込めばとっても面白いものになるのになぁ。惜しい限り。
1998年10月01日(木) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:食・酒
@satonao310