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「さんずいづくし」

amazon本屋で立ち読みしたときは「これは面白そう!」と思ったのだが、購入していざじっくり向き合うとちょいとううむ…。
さんずいがついた漢字を48文字取り上げて、それについてひとつ数頁ずつ考察(エッセイ)する構成だが、そこは別役実、たんなる漢字ウンチクにとどめない。なんというか「フィクション」が入るのだ。つまりウソが入る。デタラメも入る。真実も入る。その辺の微妙なバランスを著者は「どうよ?」とばかり楽しんでいるのだが、読者であるボクは「別に?」という感じでいまいち面白くなかったのでした。
なんだか頭のいい人が自分の頭の良さ具合をひけらかしているような印象が残ったのが特に残念。そんな人でもないと思うのだけど・・・。あまりあざとくしない「さんずいエッセイ」を勝手に期待したボクも悪い。うん。
2001年05月01日(火) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310