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「報道は欠陥商品と疑え」

amazon題名が内容のほとんどすべて表している。
報道はもともと完成された商品ではないのだ。欠陥がありがちな商品なのだ。そこに気づかせてくれただけで、この本の存在意義がある。そういう視点を与えてくれてありがとう、という気分。
そう、マスコミ報道の多くは「欠陥商品」なのだ。人件費の安い国が粗製濫造している、3日持てばまぁいいや製品なのだ。そりゃそうだ。毎日新しい素材が納入されて、素材研究する間もなくそれを加工し出荷しないといけない。とにかく紙面・電波を埋めないといけない。クオリティ管理など無理である。そんな工場で作られた商品に文句を言う方がバカだ。バカではあるが、工場側も謙虚さが足りない。欠陥商品が混じっているのに謝りもせず、いや「国民が望んでいるのだ」と逆に威張り、商品を出し続ける傲慢さ。これがメーカーだったらとっくにつぶされている。
マスコミの煽動が戦争を導くことも過去にあった。国民もこの欠陥商品に心を奪われやすい。常に「欠陥商品かも」と疑ってマスコミ報道に接しないとヤバイのだ。もちろん、志の高い報道もちゃんとある。有用な情報もたくさん流れている。でもそれらを見分けるのは相当鍛えられた人でも難しいのが現状だ。我々はまず無批判に報道に接するのをやめることから始めよう・・・
と、いろいろ考えさせられる本なのだが、実は内容はそんなに濃くはない。でも、表題の言葉をしっかり理解するために、読んで損はないだろう。
2002年11月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310