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「旨いメシには理由がある」

amazon副題は「味覚に関する科学的検証」。
著者は九大のシステム情報科学研究員教授で「味覚センサー」を開発(びっくりするほど原始的な機械だが、非常によく出来ている)。それにより、人間がおいしいと思う感情は食品のどこで起こるのか、がしっかり分析されていて面白い。うん、面白いのだ。かなり面白い。特に要所要所で出てくる具体例は目から鱗がたくさん。豚骨とかビールとか牛乳とかの分析や「プリンに醤油でウニ味」とかの例示も興味深いものがある。なるほどー、味ってこういうことなのか、がよくわかる。
でも、でもでも、ちょいと専門用語多すぎ!
専門用語(化学用語)が多いからこそ価値がある、とも言えるが(同じ主題で専門用語なしだったらなんともいい加減チックなものになるだろうし)、読んでいて苦痛になるほど多いとちょっと考えもの。内容的にはとっても面白いのに、再読したくないのはこういうところ。専門用語が苦痛じゃない人には三ツ星な本であろう。きっと。
2001年05月01日(火) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310