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「話の後始末」

amazonおもしろい構成の本だ。
志の輔(ためしてガッテンの人)が絶妙なマクラと共に落語をしゃべり、その後、天野祐吉と世の中についてあーだこーだ対談する、という構成の章が5つ。おふたりによるそういう構成の「講演」を本にしたものらしい。落語と対談はテーマが同じなので、無理なくそのふたつがつながっているのもなかなかいい。帯に「落語つき世相放談」とあるが、そのコピーが一番内容を言い得ているかも。
まず落語がおもしろい。オリジナルもあるが(よくできている)、基本は古典落語。有名なものばかりだが、あらためて志の輔の視点で読まされると非常に笑える。この人、落語うまいかも。また、そのあと天野祐吉が登場して、まずは落語の感想から入っていき、どんどん世相に話が広がっていくバランスが良い。ふたりとも話し上手かつ品がいいので、なんだか気持ちよく言葉の波に乗っていけるのである。そこには笑いだけでなく発見も多々ある。
2002年04月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310