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「ダライ・ラマ自伝」

amazonさて、ダライ・ラマが書いたものに対して、ボクが好き嫌いを言うことが許されるのかどうか。彼の深遠も深淵も神園もなにも理解していない(であろう)このボクが。 これって例えば聖書に好き嫌いを言うようなことなのかも、ってちょっと思ったり。
でもまぁ正直に言おう。
彼の半生を彼とともに追っていく旅は面白かった。チベットの姿にも触れられたし彼がどう世界を見ていたかもよくわかる。が、ボクは「自伝」という題名からもっと深い思想みたいなものに触れられると期待していた。それはこの本からは見つけられなかった。そういうことだ。淡々と半生を語っていくその淡々さこそ彼の深遠さかもしれないが、そのわりには精神論や祈りもたまに語る。そこらへんはちょっと中途半端な感じなのだ。
ダライ・ラマ関係の書物は3冊くらいしか読んでないが、外から語る彼の実際の方が、読み物としては面白い。史実・史料としてはもちろん貴重。
2002年08月01日(木) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310