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「板前修業」

amazon数々の名店で修行したあと「銀座しも田」という店(ボクはまだ行ったことない)を開いた板前が書いた「板前修業紙上体験」である。
そう、読者はいうなれば「板前修業」というカルチャースクールの講座を受けている生徒、というような設定。著者は軽妙洒脱な話し口調で、板前の様々な技を披露し、教えてくれる。語りかけがやさしいから専門的な部分も抵抗なく読み進められ、隅々まで退屈せず読めるからこそ見えてくる全体像みたいなものが、板前の本当の姿をより浮き彫りにしてくれている。専門的な部分と全体像のバランスを取る、というとっても難しいことがスラリと出来ているのがこの本の出色なところであろう。
個々の料理法や魚の見分け方さばき方なども参考になるから、そういう興味がある方にもいいかもしれない。
2001年03月01日(木) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:食・酒
@satonao310