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「趣味は佃煮」

amazon副題は「ある大学教授の『無趣味』からの脱出」。
無趣味だった大学教授が佃煮をはじめとする乾物系珍味製作にはまっていく様子を飄々と書いている。この飄々さ加減が、予想外に面白く、わりと楽しめた。
こういった本はありがちで、だいたいが自慢に終始するのだが、この著者の自慢は嫌味にならないし、自慢自体もそうはしていない。だから楽しめたのだろう。林望や玉村豊男など、自慢上手はいろいろいるが、自慢すること自体を著者自身が笑っている感じがどの著者にも共通して言えるうまさなのだろう。この著者も結局自分を笑う技術に長けている。
佃煮をはじめこの本に出てくるもろもろのレシピは、ちょっと作ってみたくなるものばかり。ただ、干物にするには空気が悪すぎる環境にいまボクは住んでいるので、そういう系統は出来ない。残念だ。
2000年09月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310