「骨の髄までうまい話」
古波蔵保好著/新潮社/1300円

amazonいろんな「うまい話」のオンパレードである。
ボクもささやかながら「うまい話」をホームページに載せていたりするから、その描写の難しさはわかっているつもりである。うまい、というのは結局とても個人的な体験だから、共感を得るというのは意外と大変なのである。
だからこそ言うが、まったくこのコバクラという著者は上手だ。うまい話がうまい。舌を巻く。小心でワンパターンの食評論家たちの文章とは一線も二線もかくす格調の高さ。そして適度の下品さ。まずい飯を食うなら一食抜いてでもこの本を味わうべし。
1997年10月01日(水) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:食・酒