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「炎の仏師 松本明慶」

amazon運慶・快慶を越えると噂される天才仏師の存在をご存知だろうか。
京都の仏師松本明慶。
彼のドキュメンタリー番組を撮ったテレビスタッフが書き下ろしたその半生と語録、である。頭で考えた温室の言葉ではなく、まさに彼本人の経験に基づいた野性の言葉。直接的に胸に響いてくるこの言葉たちが非常に興味深く面白い。
檜山秀樹が取材し、かぜ耕士が構成執筆した本。そう、昔の深夜放送ファンには懐かしい名前ですよね、かぜ耕士。いまはドキュメンタリー番組の構成作家をしているだけあって、本の構成も見事だし、文章もナレーションを読んでいるようにすぐ頭に入ってくる。この本に残念な点があるとすれば写真が少ないこと。明慶師の彫った仏像の写真がもっとふんだんに使われているとずっと楽しかったと思う。なお、かぜさんについてはこちらにくわしい情報を載せています。
2000年01月01日(土) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:自伝・評伝
@satonao310