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LV3「歴史 if 物語」

井沢元彦著/廣済堂文庫/552円

歴史if物語
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新幹線出張の時間つぶしに買ったのだが、わりと面白かった。
二部構成で、「手紙で綴る日本史」と、表題の「歴史 if 物語」。「歴史 if 物語」は例えば「もし黒船がやってこなかったら」とかそういうifをいろいろ書いているもので、それが面白そうだから買ったのだが、結果的には第一部の「手紙で綴る日本史」の方が面白かった。日本史に残る名手紙文をひとつずつ抜き出し、そこから歴史を説いていったものだが、著者は歴史の捉え方がクリアであり、それがとても刺激になったのだ。ごちゃごちゃ言わずにクリアに断言する感じはとっても共感した。井沢元彦、なかなか面白し。

それに反して第二部は知的興奮が少なく、なんだか安い予想屋みたいな感じの連続で、だからどうした、が多かったな。
誰が書いても面白くないのかもね、ifって。よっぽど荒唐無稽な未来にならないと、なんだかがっかりしてしまうのがガンなのだ。クリアに歴史が見通せるヒトほど、ifの答えを書かせるとつまらないものを書くのかもしれない。トンデモ本系作者の方が、実は面白いのかもしれない。

2000年04月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:雑学・その他

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