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「図書館戦争」

amazon「本の雑誌」が選ぶ 2006年上半期エンタテインメント第1位である。
前半は、本書内の言葉を借りれば少し「痒かった」。でも、設定の秀逸さ、キャラ立ち、若者言葉のリアルさ、文章のリズムなどに引っ張られ、読み進むうちに止まらなくなる。さすがに面白い。主要登場人物のキャラもよく立っている。主人公が特によい。武装化&銃弾の雨あられっていうあたりにもう少しリアリティ(そうなる必然性)があったらより完成度増すんだけどなぁ…。
とはいえ「メディア良化法」って怖すぎ。一歩間違えばありえるだけに。あぁ怖い。いい設定だ。
でも現実には、図書館を武器で守るよりも海外サーバーでの無償公開で悪法に対抗した方が有利かも、とネットにどっぷり浸かっているボクはちょっと思った。ネットを利用する話がひとつも出てこなかった(と思う)あたりが、この時代のリアリティを少し欠いているかも。←ネットを利用するといきなり物語が陳腐になりがち&まだついてこれない人が多そう、というのもわかるけど。
ちなみに著者は「ありかわひろし」という男性かと思っていたが、「ありかわひろ」という女性のようである。
2006年08月01日(火) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310