「天皇家の食卓」
秋場龍一著/DHC/1600円

amazon「エリゼ宮の食卓」という名作に対抗したような題名だったので期待して読んだ。天皇家の食事を通してニホンとニホン人を燻り出してみせるものと思ったのだ(帯にもそれらしきことが書いてある)。
だが……まぁ天皇家の食事体系は究極の健康食で和食は世界的に優れていて、みたいな展開どまりでどうにも食い足りない。古代の食事の形態や宮廷言葉など興味深いところもあったが、だからなに?って感じがちょっと。題材はいいのだが著者の視点がちょっとぼやけぎみだからそうなるのかも。
1997年08月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:食・酒