「健康のためにちょっと友人と会ってくるわー」という新しい視点

2016年2月10日(水) 7:49:36

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昨日フェイスブックでシェアした記事。

「人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」

75年に渡って742人の男性(10年前から女性も参加)の仕事や家庭生活や健康などを追い続けたらしいんだけど(なんとこのスピーチをしている人で4代目の研究者)、そこで次のような重要なことが明らかになった、という。

・私たちを健康かつ幸福にするのは「良い人間関係」に尽きる。
・周りとの「つながり」は健康に本当に良い。
・孤独は命取り。
・家族・友達・コミュニティとよくつながっている人ほど、幸せかつ身体的に健康で、「つながりの少ない人より長生きする」。
・重要なのは、身近な人達との「関係の質」。
・50才で最も幸せな人間関係にいた人が、80才になっても一番健康だった。
・良い関係は身体の健康だけでなく、脳をも守ってくれる。
・定年退職後に一番幸福な人は「仕事仲間に代わる新しい仲間」を自ら進んで作った人達。
・この研究の参加者の多くは、名声や富や業績こそが良い生活をするのに必要なものだと信じていたが、75年もの間、我々の研究で繰り返し繰り返し示されたのは、最も幸せに過ごして来た人は「人間関係に頼った人々だ」という事だった。それは家族 や友達やコミュニティだったり様々。


適当に抜粋して読みやすくしたので、くわしくは本文を見てください(リンク先の「Interactive transcript」ボタンを押すと日本語訳のテキストが読めます)。

まぁこれ、言われればある種当たり前というか、「わかるけど、これだけが理由じゃないでしょ」と他に理由を探せたり調査方法の瑕疵をつっこんだりできそうではあるんだけど、とはいえ視点としてとても新鮮だった。

特に「家族・友達・コミュニティとよくつながっている人ほど、幸せかつ身体的に健康」という部分。

幸せなのはわかる。
でも「身体的に健康」というのはちょっと新鮮だなぁ。

だって、家族と仲良くしたり、友人と会ったり、コミュニティに参加するのは「健康法」ってことだよね。
ということは、「健康のためにちょっと友人と会ってくるわー」という文脈が成り立つということ。

これ、新鮮じゃない?

実際、老人になって孤独になると、わりとあっけなく亡くなってしまう例はわりと身近によくあること。現役時代にどれだけ「仕事仲間」に囲まれていても(職場もある意味コミュニティだから)、定年で強制的にそこから切り離されて孤独になると身体を壊したりするのもよく聞くこと。

逆に言うと、いま老年の女性は「強制的にコミュニティから切り離される」ということが少ない(昔は専業主婦がほとんどだったし)。男性が定年になるころには地域や友人とすでにコミュニティを築いていることも多い。そういうことも女性の方が長生きなことにつながっているのかもしれない。

ボクは昨年の9月から「4th」というコミュニティを主宰して、主宰者(管理人)として夜はほとんど毎日その「場」にいるようにしているのだけど、こういうコミュニティに長く参加し続け、仲間たちとのつながりを喜ぶのも「健康法」ということになると、なんだかモチベーションがプラスされる。

「今日も健康のために4th行ってくるわー」

うん。健康法のひとつでもあると思うとより楽しくなる。

この言葉、しばらく意識して使いつづけて、「潜在意識」に沈ませよう。

※写真は先日4thでやった「雪っこナイト」(岩手県住田町を支援している「邑サポート」のヒトたちと活性原酒「雪っこ」を飲む会。神谷町「プラチナフィッシュ」のシェフが料理もしてくれて、かなり美味しい会でした)

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。

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