">

寄席てアゲて

2013年4月22日(月) 9:14:19

先週金曜日は寄席に行ってきた。
定期的に寄席に行くメンバーがいるのだが、その分科会というか、ちょっと訳ありのメンバー。7人で行ったのだが、そのうち3人が寄席は初めてとのことで、猛者(落語通)の解説付きの贅沢な会となった。

って、寄席を「よせ」と読めない若い人も多いみたいなのでちょいと解説すると、寄席とは常設の興行小屋のことである。

現在は落語寄席が多く、落語が中心に構成されているが、漫才や奇術、紙切り、ものまね、粋曲なども間に挟まれ、とてもバラエティに富んでいる(パンフ写真参照。クリックすると大きくなります)

東京では、鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場の4つが定席で、金曜に行ったのは上野の鈴本演芸場。ここは昼夜の入れ替え制なのだけど、寄席のいいところは演目が細分化されているので、途中で入ってもどこからでも楽しめるところ。

仕事を終えてボクが入ったのは、写真のパンフで言うと夜の部7時の林家正蔵(元林家こぶ平)の前あたりから。

同行7人が三々五々集まってくる。
なんつうか「落語後に湯島に飲みに行く面々の待ち合わせ場所」みたいな使い方。もちろん寄席はメインイベントなんだけど、そこで待ち合わせて飲みに行くのがめっちゃ楽しい。平日はわりと空いているのでだいたい座れるし、いまどき「自由席」というのもよいではないか。映画まで指定席になりつつある昨今、この「どこ座ってもいい感じ」はなんだかくつろげる。

林家正蔵、林家正楽(紙切り)、柳亭燕路、柳家小菊(粋曲)、そしてトリの桃月庵白酒。

白酒(はくしゅと読む)はいままで縁がなく、なぜか初体験。
すげーおもしろい!とは聴いていたが、ホントおもろいなー! 演ったのは「宿屋の仇討ち」。テンポとメリハリが抜群! アドリブの部分も最高! いやーおもろかった。白酒、また絶対聴きたい。燕路もよかったし、正蔵もなかなかだったけど、やっぱりその夜は白酒がダントツだった。

そんでもって落語後にいま聴いた落語を肴に酒を飲むのがこれまた実に楽しい。
あー笑ったなぁ、あの部分がうまかったねぇ、あそこは他の噺家だとこうやるよ、あの部分はこういう背景があって、とかとか、感想やら嘆息やら蘊蓄やら解釈やらが飛び交って楽しい楽しい。そのうち日本酒が進んでわけわからなくなってしまうのだけど、とりあえず楽しかったことだけは覚えてるw

寄席はいいなぁ。
張り詰めている神経が一気にほぐれる。いろんなことが「たいしたことない」と割り切れる。気分がアガっていく。そう、寄席てアゲてw

で、唐突ではあるが、弊社(といってもたった3人)では、毎月「寄席の日」を設けることに決定!

5時半からの夜の部に、三々五々、仕事が終わったメンバーから寄席に行って待ち合わせ、その後ちょいとお酒をひっかける。そんな夜を月に一回、気楽に設けることにしたですよ。

さっそく来月から。
これは社の公式行事です → 社員の方々。3年後には自然と落語通になっていることでしょう。それはそれで楽しいっしょ?

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事