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311から3年目。これからも気長に活動していこうと思います。

2013年3月11日(月) 17:29:46

311から3年目。

テレビでも新聞でも特集が組まれ、多くの人がそれぞれの場所で、被害を受けた場所・ヒトに想いを馳せた。

今日の14時46分。あなたはどこにいた?

ボクは地下鉄に乗っていた。

地下鉄は最寄りの駅で一斉に停車し、防災訓練の一環としての停止訓練をした。
車内放送で「なぜその時間に停車するのか」の説明がなかったこともあり、乗客たちのほとんどが気づかずそのときを迎えたようだ。気配でわかる。

ボクは数日前からこの時間を待ち構えていたので、乗客たちのその反応が物足りなかったのだけど、まぁそれは仕方がない。とりあえず静かに黙祷した。

そして、電車内でこの記事を再読した。

「流された人が笑顔で手を振っていた『ニコーっと笑って、お前もか、って』」

最近読んだ記事の中で、もっとも迫真の取材記事。読みやすいので是非。


正直、丸2年経って、いろんなことがよくわからなくなっている自分がいる。

311直後の自分は、我ながら制御しきれない勢いで動いた。
その後いろいろな体験を積み、もがいたり落ち込んだり喜んだり、いろんな経験を経たのだけど、「結局、災害とは個人的な体験なのだ」と強く思った「阪神大震災の被災者の自分」を越えられない。

たぶん体を動かしたりするわかりやすい支援フェーズが終わって、個々の方々の人生に関与するフェーズになってきたからこそ、あのときの自分の強い思いを思い出し、躊躇が生まれるのだろうと思う。

きっとそれでいいんだろうと思いつつ、なんだかもどかしい。よくわからない感情なのだけど。

でも。それでも。
ボクにはまだきっと「できること」がたくさんある気がする。ボクのスキルを活かせる場所がきっとある。

それを支えに、いろいろ迷いつつも、これからも気長に活動していこうと思います。


さて。
311直後に立ち上げて、いま会長をしている「助けあいジャパン」。

今日リニューアルしました。
リニューアル・サイトをぜひご覧ください。

「数字で知る復興のいま」「買って応援」「旅して応援」というコーナーを新たに設けてます。
リニュール作業スタッフのみんな、本当におつかれさまです。

また、1000人の人にアンケートをとったオリジナル調査もリリースしています。それも是非。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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