病気になって改めて「高齢者のネット利用アップ」というライフテーマについて思う
2012年11月 9日(金) 19:02:13
まーくさんのことを本にするために定期的にインタビューに行っているのだけど(仮題「病院長が脳腫瘍になって考えた生と死」←こんな固い題名にしないけどね)、いざ自分が調子悪くなるといきなり主客転倒、まーくさんは主治医・松村先生となり、インタビュアーであるボクはインタビュイーになる。
昨日の「メジャー級めまい」のことを診てもらいに9時すぎに松村先生の奥沢病院へ。
松村先生が白衣を着ていろいろ聞いてくれる。
あーやっぱり安心感あるなあ。これぞ主治医。脳腫瘍といっても手術がかなり成功しているので、いまはとてもお元気なのである。出版のためのインタビューでお互いに人生観をぶつけあっているので、より安定感が増している感じ。主治医と人生観をぶつけ合うって大事だよなぁ。
で、くわしい問診後に血圧測定(105ー65 ←低血圧気味?)。
診断はやはり典型的な良性発作性頭位眩暈症とのこと。CTは去年とっていて正常なので大丈夫だろうとのこと。
というか、昨日の朝以来、ぐらり、ぐるん、などはあるが、メジャー級ぐるんぐるんは収まっているし、他に症状がないので、とりあえず様子を見ようということだと思う。
ネット上で教えていただいたいろいろな体験談や対処法もとても役に立った。
というか、左の写真を見ていただけばわかるように、フェイスブックだけでもこんなに励ましや体験談や具体的な情報をいただいた。
※これは別に「友人多いぜ」という自慢ではない。フェイスブック発表の世界平均でそれぞれに約130人の友人・知人が(フェイスブック上に)いる。彼らは友人だけにみんな優しく教えてくれる。個人差はあるものの、困ったときはそれなりにみんな寄ってたかって教えてくれるものである(フェイスブックをやっている頻度にもよるが)
本当に励まされたし役に立ちました。ありがとうございます。
特に役に立ったと思われるのが2つあって、まずはエプリー法。
ネットで調べたのと、フェイスブックで高校時代の友人医師が教えてくれたのとほぼ同時。リンク先のこの運動(?)をするとなんだか耳石が落ち着くようだ(ぐるんぐるん来ているときにやるとつらいが)。
もうひとつは耳を引っ張る方法。
これは東洋医学らしいが、これは大切な友人がメールで教えてくれた。両耳を軽く後ろ上45度の方向に引っ張る。耳輪の上から三分の一あたりの部分をつかんで軽く斜め上後ろ45度に引く感じ。斜め上かつ後方に45度。
このふたつで相当楽になった。
他にもたくさんの方が心配してくださり、情報を送ってくださった。特にフェイスブックはリアルな友人・知人とつながっているので、みんながいろいろ心配してくれた。
考えたら、上記(松村先生との関係の始まりも含めて)全部インターネット経由である。
病院に行ったこと自体も、すごく多くの人から「絶対行け」と勧められたからだし。
ええと・・・・・ネットがなかったときってどうしてたんだっけ???
分厚い「家庭の医学」って本で調べたり、親に聞いたり親戚に聞いたり…。町医者に行っても、大病院に行っても、情報不足で常に不安がつきまとった。
写真のフェイスブックのように、友人・知人が寄ってたかってこんなに親切に教えてくれたり、勧めてくれたりはしなかった。友人・知人たちがあなたの現在の症状を知る術がなかったのだ。だから教えてくれるはずもない。
ネットに触れていない高齢者や、友人・知人とつながっていない人(つまりSNSをやっていない人)は、いまでもそんな状態である。
「高齢者のネット利用アップ」は、ボクの中でとても重要なライフ・テーマのひとつなのだけど、こういうことがあると特に強くその必要性を感じる。
東日本大震災後のコミュニティ崩壊も、SNSが発達していればある程度防げた。災害直後のさまざまな情報ももう少し役に立った(インフラ崩壊という根本的な問題はあるが、それでも)。
来週、鹿児島のある過疎市に、ネット利用の相談を受けに行く。
過疎市町村に限らず、災害予想市町村なども含めて、ネット利用の普及、SNSの普及は必須だと思う。なんとかがんばってご協力したい。
病気になってあらためて、ボクのライフ・テーマだと自覚した。なんとかしたい。なんとかする。
