父の傘寿祝いで思ったこと
2012年7月 8日(日) 20:12:23
若い頃、ボクは、年齢を経れば誰でも自然と「大人」になるものだと思っていた。
年月が経てば誰でも普通に「成長」するものだと思っていた。
20代、いや30代でもそんな甘いこと考えていたんじゃないかな。
そしていつしか気づく。
自然になれるわけじゃないんだ。大人になるのも成長するのもきちんとした積み重ねがいる。ちゃんと練習し続けないとうまくならないように、きちんと努力する長い地道な時間がいる。それをちゃんとした人だけ、魅力的な大人になっている。
50代くらいになってくると、そのあたりをさぼった人とさぼらなかった人の差が歴然と開いてくる。悲しいことに。
でも、不思議なのは、80歳くらいになると、そのあたりの差がまた縮まっていくように見えることだ。
なんか、大人になる過程で子供な部分を大切にしたかどうか、成長しつづける過程で成長しない自分を大切にしてきたかどうか、そんなことが80歳くらいになると大切になってくる感じ。
父はそういう意味で、きちんとした50代を経て、そのうえでいい80歳になったんだな、と、昨晩思ったです。
なんかうまく言えないんだけど。
そして口頭で(年下のボクが)伝えるには失礼すぎるので言わないけど。
写真はその席でいただいたアワビと冬瓜のお椀。絶品でした @「まき村」(大森)
