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「次の大災害へのそなえ」としての ITリテラシーの底上げ

2012年7月26日(木) 18:23:59

ちょっと前の話になるが、仙台で「自然災害とIT活用に関する国際会議 Big Tent 2012」に参加した。

グーグル主催の国際会議で、「災害とIT」という、ボクにとってはライフテーマについてのもの。
世界中からたくさんの方が登壇して、とても充実した半日だった(登壇者などについてはこちら)。

セミナーはいろいろあって、たとえば「被災地で求められる情報とは何か」「みんなで作る地図 - 災害救助における市民参加型地図製作の意義」「災害時のソーシャルメディア活用法について考える」「災害のアーカイブデータを活用する」「災害に強い通信インフラストラクチャーとインターネットの構築」「政府の情報を人命救助に役立てる:データへの自由なアクセスと情報共有」みたいな感じ。タメになったなぁ。

というか、広告もそうだけど、ITテクノロジー抜きに何も語れない時代になってきた。

災害についてもそう。最低限のIT技術やそれについての知識がないと、役に立ちたいという気持ちがあっても役に立てないことが増えてきている。

今回も、ITが東北でもっと普及していれば助けられた命がもっとたくさんあったと思う。

そういう意味で、「次の大災害へのそなえ」として、ITリテラシーの底上げは必須だ。

特に過疎地の高齢者。
インフラの充実&保守が前提にはなるが、ネットやソーシャルメディアでつながることで、緊急情報や救援物資、避難方法やサバイバル支援、家族との連絡など、役立てることがたくさんあると思う。

阪神大震災・東日本大震災を経験したせいなのか、高齢者に近いところにいる50代として、そして50代にしては相当ITやコミュニケーションにくわしい人間として、その分野でいろいろ役立ちたいと思うようになり、ボクのライフテーマのひとつとなった。

似たようなセミナーがあったらまた出たいと思っているし、同じようなことを考えている方とつながりたい。実際に過疎地および高齢者のIT利用についてプロジェクトも始めている。次の大災害は明日にでも起こりうる。急ぎの作業だ。でもすぐにはリテラシーは上がらない。いろいろがんばらないと。


セミナーといえば、「国際女性ビジネス会議」が今週土曜日にある。

おととい主催者の佐々木かをりさんとたまたま話したが、まだお席に余裕があるようなのでご紹介しておく。

一昨年・昨年と登壇したが、今年は聴講者としてボクも参加しようと思っている。

だって面白いから。

スピーカーも、MITの石井裕先生をはじめ、宇宙飛行士の野口聡一さん、夏野さんや古川享さん、細野大臣などバラエティに富んでいる。さすが佐々木さんがイノチをかけているイベントだけある。

興味ある方はこちらを。
前日までは受付してくれるみたい。ほぼ7割の方がひとり参加で、「女性」と名前はついているものの、男性の参加も全然オッケー。ボクもひとりで聴講しにいくし。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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