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メッセージたくさんありがとうございました

2012年6月 3日(日) 21:54:12

誕生日メッセージ、51歳のおっさんだというのに、本当にたくさんありがとうございました。

特にフェイスブックでは、「強い紐帯」と言われるいわゆる濃いソーシャルグラフな集まりなこともあって、本当にたくさんいただきました。普通だったらボクの年代になるともうあまり「おめでとう」なんて出さないんです。でもソーシャルメディアの手軽さもあってどんどん送られてくる。そしてそれを読むのがとても楽しい。

1990年代はメールでたくさんいただいたけど、いまはもうソーシャルメディアですね。実際、仕事でもメールよりフェイスブック・メッセージを使うことが圧倒的に増えたし。

メールと違ってイイのは、「あ、この人、久しぶりだなぁ。メッセージありがたいなぁ。最近なにやってんだろ?」と、相手のフェイスブックで近況を見られること。
メールだと、相手がブログとかサイトをやってない限り、相手の近況はわからないですね。それがなくて、双方が自分を晒している平等感が、ずっと一方的に自分を晒していたボクには心地よいです。

いままでは、みんなが服着ているのに自分だけハダカみたいな、そんな居心地悪さが常にあったけど、それが劇的に解消されてきました。

こうやってみんなが自分を晒しだすと、ちょっと「江戸時代の長屋」みたいな感じになっていくと思います。

壁の薄さもあって、会話も生活もほとんど周りから把握されちゃっていて、それをうざいと思いつつ、絶妙な距離感でみんなが助けあっている感じ。濃いつきあいとつながりで彩られた多縁社会。思いやって気配りしあって空気を読み合う高度な関係性。

そういう意味で、もともと、日本人はソーシャルメディアに向いています。

もちろん、人間関係が濃くなると、村から都会へ脱出した人が多かったように、逃げ出したくなる人も出てくるでしょう。でも、人間関係が荒廃しはじめて、この「濃さ」をリアル社会的に取り戻しにくくなっていた今、ソーシャルメディアはある種「救世主的」なのではないかと思っています。

地方活性化も人間関係の再構築も、このインフラはずいぶん助けてくれるはず。

少なくとも、ボクが生きているここ数十年の間では、こんなに大きな変革のチャンスはもう巡ってこないのではないかと思っています。

このインフラをもっともっと日本のために活かす。
そんなことをしばらくがんばってやってみたいと思っています。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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