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ボクのマネージャーは四国に住んでる会ったことない主婦さん

2012年6月 5日(火) 9:23:19

まぁ正確に言うと数週間前に一度だけ30分会ったことあるのですが。

よく驚かれるので、ご紹介というかご説明しときます。

どこから説明しようかな。
ええとですね、去年の4月に独立してから、仕事プラス大震災支援活動などもあって超多忙にしてたです。

というか、独立後、雑務がこんなに増えると思わなかったわぁ(関西弁で)。
会社の総務さんって偉大だ。そのうえ、スケジューリングとか細かいやりとりとか仕事量の総量自主規制とか超不得意なので、そういうのやってるだけで鬱病みたいになるですね。メールやりとりで一日の半分が終わり、疲弊しまくって落ち込む感じ。

だって、例えばたったひとつの講演だって、オファーのやりとり(メール2往復)、事前打ち合わせの日時や場所決め(メール4往復)、本番前の確認や質問や報酬のやりとり(メール3往復)、終了後の感謝やりとり(メール1往復)、とか、全部で20通弱メールが飛び交うことも多いんです。そういうのが並行して10コくらいある。ひとりでやってたら実に煩雑かつ面倒。でもって、振込されたかどうかの確認なんか完全に忘れちゃうですね。

それ以外にも仕事や支援活動なんかが重なって頭がいっぱいになるともうダメ。
細かい雑務をひとりで差配していくのはとても無理だとそうしてわかっていったわけです(もっと早くわかれ)。

メールは未読が1000通くらい溜まるし(毎日100通単位で溜まるので仕方がない)、返事必須のメールも見逃すようになる。大切な講演オファーとかも見逃し出して、あぁもうダメポ、と半ば諦めて虚空を眺めていたですよ。

でも。諦める神あれば励ます神あり。
本当にありがたいことに、そのころから「大変そうですね。お手伝いしましょうか?」という秘書自薦の問い合わせが来だしました。

会ったことない方ばかりです。ホントにありがたい。

ただ、固い会社の役員秘書経験者など、業界が違う方が多かったので、なかなか難しいなぁとは思ってたんだけど(広告系の業界はまた動きが違うから)、いずれにしても問題は「フルタイムで雇うほどの仕事量でもない」ということ。オフィスもまだ持ってなかったし。

だからお願いするとしたら、パートタイム的かつネット上での雇用になる。
そうなると(ネット・リテラシーも含めて)なかなか条件が合致する方がいないですね。

マネージメントプロダクションに所属しませんか? とのお誘いもあってずいぶん心が揺れたけど(自主的に営業してくれるし)、でもそれもなんだかタレントみたいで恥ずかしいし生き方に合わないとお断りし、「うーん…」と困っていたところに、ある方が手をさしのべてくれたです。

その方は四国に住んでる主婦の方。

東京で某有名タレントさんのマネージャーを長くやった経験があり、業界的なことも修羅場時の対応もよくわかる。で、いまは結婚して四国に住んでる、と。だから講演などのやりとりも馴れているし、フェイスブックやスカイプでのやりとりもできる。なるほどいいかも。ちょっと試しにお願いしてみますか。。。

ということで何度か試用させていただき、スムーズだったので、数ヶ月前から彼女にお願いすることにしました。

その時点でまだ一回も会ってないです。
スカイプで顔を見合って話はしたけど、彼女の生活も人生もあんまり知らない状態。

これが冒頭で書いたように、「よく驚かれる」わけです。

「会ったこともない人に、大丈夫ですか!!」
「東京での仕事なのに、四国にマネージャーがいて回るんですか??」

まぁ確かにお金も扱います。大切な講演やアポのやりとりもすべて任せてます。口座入金などもお願いしてます。
東京での打ち合わせに同席してもらえない不便さがないとは言えません。

でも、たとえばフェイスブック上で彼女の人生の友人・知人は見えてるし、スカイプで顔見て話もしました。いまではネットが普及して遠隔地とのやりとりにタイムラグが生じることもほぼありません。

それに、なんというか「何十年来信頼していた人が大金を持ち逃げした」とかはよく聞く話。つまり、つきあいの濃い浅い、会ったことのあるなしはあまり関係ない気がするですね。自分の直感を信じることにしました。

「会ったこともない人! 遠く四国に住んでる人! ネット時代の象徴ですね!」と、いい意味で驚いてくれる方もいます。

個人的には「そんなに驚くこと?」と逆に驚いてます。

たぶんボクは「ネット上のみのつながりでプロジェクトをやる」みたいなことをとても多くしてきたので、自分の中では違和感ないんだと思います。

自腹覆面レストランガイド「ジバラン」はネット上でしか知らない会ったこともない人と始めたし。
オンライン・ゲーム「ウルティマ・オンライン」上での、ゲーム上でしか会ったことない若者たちに仕事任せたこともあるし。
「助けあいジャパン」もネット上のつながりのみで動いているようなものだし。

違和感ないなぁ。
ネット上のやりとりで、わりとお人柄とかわかるものだと思います。

というわけで、ボクの講演や仕事のアポなどの細かいやりとりは四国の主婦さんに主にお願いしてます。

なにかご依頼などございましたら、ボクのメアドにメールくだされば、彼女に転送させていただき、彼女が対応させていただきます。

よろしくお願いします。

メールアドレス:satonao(at)satonao.com ←スパム対策で@を(at)にしています

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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