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あの日から13ヶ月目

2012年4月12日(木) 15:45:42

昨日は4月11日。
東日本大震災から13ヶ月目である。そして去年のこの日、震度6弱の余震もあった。でかかった。

そのうえ昨日はジャカルタ沖でマグニチュード8.7の大地震が起こったりして「また11日か! 911も含めて、なぜいつも11日なんだ!」と思わせたけど、大きな被害がなくて本当に良かったと思う。

毎月11日の晩は「助けあいジャパン」の懇親会でもある。
普段はソーシャルメディア上でしか交流がない人たちがリアルで集まって、飲みながらいろんな話をする。

ボクは阪神大震災の被災者なのだが、被災1年後、世間の関心がものすごい速度で低くなっていくのをリアルに感じて寂しい思いをしたものだった。

でも、昨晩も何人かと話し合ったが、この東日本大震災に関しては、想像したより関心低下速度が遅い気がしている。ソーシャルメディアのおかげもあるかもしれない。もしくは実際に支援団体に関わっているからそういう部分が特に見えている、ということもあるかもしれない。でも、それがボクのリアルな体感だ。もちろん去年よりは大きく関心低下しているけど、阪神大震災1年後ほどでは全然ない。うれしいな。

阪神大震災後、ボクが一番ホッとしたのは「続けてくれている人たちがいる」ことだった。
どんどん支援活動が減っていき、被災地に人が来なくなった。でも少ないとはいえ「続けてくれている人たちがいる」のは救いだった。それがとても細くとも、長く続けてくれることがこんなに勇気になるとは思わなかった。

その体験が支えである。
助けあいジャパンは、細くとも、長く続けたいと願っている。頼もしい仲間たちといっしょに細く長く走りたい。


その大切な仲間のうちのひとりが、重い病に罹っている。
昨日は、違う仲間の家族の重い病についても耳にした。

なんか、支援仲間ってファミリーみたいな感じになる。支援という目標を持ち合った同士、ものすごく身近になる。だからホントに「自分ごと」になる。家族に祈るように毎日祈っている。治れ! 治れ治れ治れ!

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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