被災地との温度差が最近一段と大きくなってる気がする

2011年12月15日(木) 11:29:40

昨晩は仙台に。
そして今日は福島。明日はまた仙台。あさってはまた福島。

でも、最近は被災地に来るのも日帰りや一泊が多かったので、こうして数日滞在できるのはありがたい。やっぱり数日いて被災地の空気に触れつづけて、被災地の人といろいろ話をしないと見えてこないことがあって。

なにより強く感じるのは、被災地とそれ以外(たとえばボクが住んでいる東京)との温度差が実に激しいこと。

いや、物理的な温度差(寒いとか暖かいとか)じゃないですよ(笑)。そりゃ確かに温度差あって、こっちはとても寒いのだけど(特に夜)。

そうじゃなくて、復興の進捗に対する感じ方の温度差とか、被災地の現状についての認識の温度差とか、被災者がいま感じている想いとのズレという意味での温度差とか。

最近一段と乖離が進んでいる気がする。

特に東京に住んでいる人(ボクもそうだ)は、世界一早い「東京のスピード感」に毎日身を晒している分、気持ちや認識が先に先に行きがちだ。

東京は12月になったけど、被災地はまだまだ5月あたりを抜け出ていない。たとえばそのくらいスピード感の違いがあるように感じる。

半年前くらいに考えた支援企画が、ちょうどいまの被災地にフィットするような感覚。

もっともっと現地との対話を増やして、その辺の肌感覚をわからないといけないなぁと再認識した次第。

長距離走で息長く寄り添うためにも。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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