長距離走へのギアチェンジ

2011年12月13日(火) 6:53:21

昨晩は「助けあいジャパン」の懇親会&情報共有会が行われた。

311の東日本大震災のあとすぐに動きを起こした「助けあいジャパン」だったけど、この、「すぐに動きを起こした」そのままの体制のもと、ずっと短距離走のスピードとモチベーションで走ってきてしまい、支援が息長くなればなるほど、いろいろなところに齟齬が生まれてきてしまっていた。

ずっと短距離走なんて無理だ。どこかで長距離走にギアチェンジして息長くみんなで一緒に走る体制にしないと続かない。

まぁ気づいてみれば当たり前のことなんだけど、走り続けているうちにいつしか視野が狭くなり、そこらへんが見えなくなっていたですね。そして、一部の人に過負荷がかかり、仲間たちも仲間になりたい人たちもどこに協力すればいいのか見えずらくなっていき、リーダーたちも疲弊し、と、悪循環に陥っていた。

昨晩は、まぁ言ってみれば、そこを断ち切る会。
「長距離走へのギアチェンジ」と「体制変更提案」と「リスタート」の会だったのです。

そして、改めて、すばらしい仲間たちがいることを再認識できた会でもあった。

非営利で、みながフラットに、それぞれのモチベーションで関わるボランティア組織の運営って本当に難しい。営利を伴う組織(会社)の運営がとてもシンプルに見えるくらい難しい。そのうえ、「助けあいジャパン」はソーシャルメディアを駆使した新しいプラットフォームを創出しようとしているだけに、すべてが未知のことばかり。代表として力不足を毎日のように感じている。

でも、被災者への支援活動も「助けあい」だけど、こういう運営活動も「助けあい」。あまりしゃちほこばらず、みんなに助けてもらって前に進めばいいや。そう考え直した夜でもありました。

だって、こんなに素晴らしい仲間たちがいるんだもの。
昨晩来れなかった人も、これから仲間になる人も、たくさんいるんだもの。みんなで助けてあって前に進めばいい。

これからも、ぜひ一緒に、長距離を走ってください。よろしくお願いします。

p.s.
「助けあいジャパン」に新たに参加したいという方、どこにどう参加できるかを「見える化」してわかりやすくしていきますので、もう少々お待ちください。

p.s.2
仲間のひとり、Kei Ogata さんが書いた心がこもった文章もぜひお読みください。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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