世界の行方をリアルに握られているドキドキ

2011年2月20日(日) 22:02:16

北大の有名な研究に「アリの各集団において、働かないアリは一定の割合になる」というのがある。

一般には「働きアリの2割はサボる」で知られているかも。
そして、その2割を取り除くと残りの8割のうち2割がサボり始める。さらに、よく働くアリだけで集団を作っても必ず2割はサボる。

昨日の記事で引用した写真を見て、ひとしきり感動したあと、このことを考えてた。
「世界トップのイノベーターばかり集めて、こんなドリームチームを作っても、もしかしたら2割はサボるのか」とか考えたらちょっと愉快。まず誰がサボりだすかね、あのメンツでw 案外マーク・ザッカーバーグとかが、白けて、ふてくされて、いの一番にサボりだすかもw

というか、同じ世界トップでも、サミットやG7ではまったくドキドキしないのに、昨日の写真にはドキドキするのはなんでなんだろう。

サミットとかは政治家だから、ってわけではなくて、政治家でもきっとルーズベルトとチャーチルとスターリンが集まったヤルタ会談なんかは見ててドキドキするのだと思う。

なんだろう。
なんか、このイノベーターたちの集まりには「世界の行方をリアルに握られているドキドキ」がある。

信頼。甘美な期待。そして、自分と関係のないところで何かが激しく動いていることへの不安。

エジプトやチュニジアなんかとは違って、目に見える大きな革命や事変が起こっているわけではないけれど、実はここ5年くらいが世界の行く末の、静かだけど非常に大きな分かれ目なんだろうな、と感じている。今年2011年が21世紀の真の始まりの年になりそうな予感は何度か書いたけど、本当にここ数年が分かれ目・変わり目・潮目なんだとボクは思っている。

そういうことを含めてのドキドキなんだろうな、きっと。
この分かれ目・変わり目・潮目のキーを握り、左右するプレイヤーたちの集まりだからこそ。

まぁボクも傍観者ではなく、当事者として、自分が出来ることを地道にやっていくだけなんだけど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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