略してゴボドル

2011年1月 4日(火) 22:02:54

去年の12月の中旬だったか。
家に帰ったらゴボウの商品シールつきのビニールが部屋に千切れて散乱していた。そして中身(当然ゴボウ)がなくなっていた。

泥棒か?
他に家が荒らされた気配はない。つか、ゴボウの中身だけ取ってビニールを散らかして逃げる間抜けな泥棒なんかいない。

そういえば、いつも玄関でボクの帰りを喜びまくる犬がいないな。

あ、いた。部屋の隅でお座りしていた。

こ、こいつ・・・
おまえ、もしかして生ゴボウなんか食べたのか!

寄ってこない。これは明らかに「悪いことをした」とわかっているご様子。カメラを向けた。いつもならカメラ目線なのに目をそらす(左の写真)。やっぱりお前か!!!

というか、状況的にどう考えても彼が犯人なのだが、本当なのかな。生のゴボウ。しかも土付き。それをを一本まるごと食べる犬なんかいる?

翌日の散歩中に大量のウンチがでた。繊維質がお腹を結果的に掃除したに違いない。
でも、ゴボウの塊みたいなものは出てこなかった。だから「まぁこいつが犯人ということは間違いなさそう」と思いつつ、多少は半信半疑だった。いくら食欲旺盛だからって、生のゴボウ(土付き)なんか食べるかなぁ・・・

その疑問は年の瀬も押し迫った晦日の日に解消された。はからずも現場を目撃したのである。

台所でくちゃくちゃと音がするから家族が見に行った。
ら、キッチンの床に置いてあった生ゴボウを、我が愛犬が食べていたのである。

そして。
ゴボウが大好きである証拠に、家族が近寄ったら「ウゥゥ」と唸った。おお、取られたくないのか。そんなにそんなまずいものが好きなのか!(まぁそんなこと構わず奪回したが)。

ゴボウは茹でるとうまい。でも、それでも、太平洋戦争末期にイギリス人捕虜に食べさせたら「木の根を食わせるなんて拷問だ」と訴えられたくらいなシロモノである。というか、生では食わんだろう、生では。

愛犬は大根とか人参は見向きもしない。ゴボウまっしぐらである。ゴボウ犬。ゴボウプードル。略してゴボドル。

まぁ好みは犬それぞれだから仕方ないけどね。それにしても生ゴボウ土付き。珍しい味覚しとんなぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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