よく教育されたApple信者

2010年11月17日(水) 8:42:44

appletv.jpeg8800円という安価なこともあり、射程距離には入っていたのだけど、なんとなく先延ばしにしていたApple TV

ツイッターで知ったこの記事「Apple TVを早速購入。体験レポート」をきっかけに(←とてもわかりやすいまとめ。しかもマンガ)、急に買う気になってアップルストアへ。おーこれかー! すげーちいせー!

HDMIケーブルも買って万全の態勢で家に帰り、仕事の合間にセッティング。
おお、なんという簡単なセッティング。あっと言う間に無線LANにつながり、ケーブルつないで1分後にはもうYouTubeにつないでいた感じ。YouTube、意外と画質がいい。ただYouTube内の検索が英語だし入力も大変。で、iPhoneを持ち出して「Remote」というアプリを立ち上げてみたら、これまたあっと言う間に同期できた。つまりiPhoneがリモコンになった。これなら日本語入力も簡単♪

iTunes の映画配信もよい。
これならツタヤ行かなくてもレンタルしちゃうなぁ。今後、過去の名作映画とか増やしてくれればもっといい。あぁ便利。「たった今あの映画が観たい!」なんてときにわざわざツタヤに行くのって気分的にもかなりタルいし、返すのも面倒。映画配信が本格化するとこっちに移ってしまうのが体感できた。

あとは写真ね。思わず昔の写真とかテレビで見直す。そして音楽。iTunesと同期してるから普通に聴ける。テレビから音が出るので、アンプを立ち上げるまでもない、というときに便利。まぁでもこれらは最初の物珍しいときしか使わないかもしれない。

でもまぁなんだかんだ言っても8800円の価値はあったなぁ、と満足していたら、アップルサイトのトップに「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります。」という謎の文言が登場しているのをツイッターで知る。おお! iTunesでなにか発表されるらしい!

発表は日本時間の24時。カリフォルニア、ニューヨーク、ロンドンに並んで東京の時計が出ていたのがうれしい。ためしに他国のサイトを覗きに行ったが、どれもこの4都市の時計だった。フランス語のサイトもドイツ語のサイトもこの4都市だったよ。

で、24時まで待ってアップルにつなげたが、発表内容は大方の予想通り「ビートルズを iTunesで配信!」だった。

アップルにくわしい人には有名な話だが、スティーブ・ジョブズは大のビートルズ・ファン。しかも「Apple」の商標問題で何度もビートルズ側(正確にはビートルズの版権を管理しているApple)と衝突してきたという歴史もある。だからアップルにとっては感慨深い大ニュースなのである。

それだけではない。なんといってもビートルズである。
音楽配信に対して究極のお墨付きをもらったようなものなのである。そしてレコード会社がビートルズの音楽配信を許した、というのも大きい。つまり「明日、いつもと同じ一日が、忘れられない一日になります。」とは、「もう音楽は完全に配信時代になったことを示す一日」のことであり「それをレコード会社も認めた一日」ということだろう。

個人的には、ビートルズ自体は全部持っているので特に恩恵はないが、サイトを見回ってみたら「Live at the Washington Coliseum」の映像を流してくれていたので、深夜遅くまでじぃっと観てしまった。いや「じぃっと」ではなく、わりと踊りながら(笑)。ビートルズはやっぱりいいなぁ。よさを思い出させてくれてありがとう。

ってすっかりアップルのやり口に乗せられている感じだが、それでいいの。上記リンク先のマンガと同じように、ボクも「よく教育されたApple信者」なので。信者に悔いなし。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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