変化の時代・危機の時代こそ
2010年1月 9日(土) 14:29:54
そういえば、年末くらいから地味〜に、録画したNHK「坂の上の雲」を見つづけている。
原作者の司馬遼太郎が映像化を許さなかったものを、NHKが満を持して映像化しただけあって素晴らしいと思う。松山には昨年9月に行き、「坂の上の雲記念館」を見てきたばかり。安藤忠雄設計の立派な建物だった。充実した展示でよかったなぁ。
明治のあの頃に思いを馳せると、ホント、綱渡りだったんだなと思う。よくぞ列強の植民地にならず切り抜けたものだ。いま日本がこうしてあるのは(もちろんいろんなところに迷惑をかけつつではあるが)奇跡的なことだと思う。
なんの本だったかな。たしか「一度も植民地になったことがない日本」って本だったと思う。
ある有色人種の女性(たしかアフリカか南米か)と仕事をしたときに、著者は彼女からこう聞かれたという。「あなたの国のマスター・カントリーはどこですか?」
マスターカントリー。つまり植民地として支配するご主人様国家のことだ。彼女にすれば、有色人種で植民地になったことがないなんて信じられないということらしい。世界的には「日本のような有色人種国家で植民地になったことがないというのは超レア」なのだ。
アジア大陸の一番東端の島国、という地理的なラッキーさに負うことが大きいと思うが、必要とされた時期に必要とされた人材が輩出したことも大きいのだろう。そして、意外と若いうちから彼らは力を持たされていた。日露戦争時、作戦を任された秋山真之、若干36歳。まぁ時代が違うとはいえ、いまならまだ課長程度の年齢である。
変化の時代・危機の時代こそ、若い人間が力を発揮する。
若者が情熱を持って突っ走り、老練な世代が堅牢にサポートする。そんな体制が今こそ必要だと思う。
