義父の葬儀

2009年12月12日(土) 22:30:51

義父が亡くなったことについて、メールやツイッターでのコメント、ありがとうございました。
そうですね、先週土曜日に会いに行けて、奇跡的に握手までできて、本当によかったと思ってます。

奇跡的に握手できたと言えば、中間試験が終わった娘(義父の唯一の孫)が、水曜日に学校を休んで神戸までお見舞いに行ったんですね。でももう義父はほとんど意識が朦朧としていて話もほとんどできなかったとか。で、夕方、彼女が病院を出て東京に帰る直前、ほんの一瞬、義母や妻が用事で席を外し、娘と義父が二人きりになったそうです。そのとき急に義父が正気に戻り、娘に手を差し出して握手しながら、出ない声を絞り出して「ありがとう」と。

義父が亡くなったのは、その10時間後くらい。やっぱり待っていてくれたのかな。

昨日はお通夜で、生まれて初めてお通夜の会場に泊まり込んだ。
いまの斎場ってすごいね。かなりきちんとした宿泊施設がある。ちょっとベッドが柔らかすぎて腰を痛めたけど、それ以外は本当に快適。おかげであまり疲れもせず今日の告別式に臨めた。

告別式は、義父らしく、明るく親密な式だったと思う。
5年間も癌と闘っていたこともあり、本人も親族も覚悟と準備ができていたこともあるのかもしれない。義母も妻も明るく笑って、しっかり泣いて、なんだかいいお別れ会という感じ。

個人的には、今回の葬儀は、「死」がかなり身近で、怖さがまるでなかったのが新鮮だった。
わりと日々「死」を意識しているせいかもしれない(こういう感じで)。明日にでもそちらに行きます、みたいな感覚。いまならお化けも怖くないかも。 ……いや、ウソ、やっぱりお化けは怖い。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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