国際理解のための落語会

2009年12月 5日(土) 11:01:10

今朝の犬散歩のときに見た雲。これっていわゆる地震雲? ヒコーキ雲にしてはぶっとくて長い。

ぶっとくて長いといえば(汚い!)、数日前の「うちのわんこのウンチ問題」にメールやツイッターでたくさん反応をいただきました。ありがとうございました。
「うちのもそうです!」というのが半分。「そういう犬って初めて聞きました」が1/4。「病気とかも疑った方がいいですよ」が1/4。だいたいそんな感じ。まぁ急にウンチ回数が増えたり、急に壁になすりつけだしたりしたら病気を疑うけど、ずぅっと昔から散歩中は4〜5回ウンチで歩きウンチでなすりつけウンチなヤツなので、これはもう習性ですね(なすりつけはマーキングっぽい)。他にもそういう犬が結構いるみたいなのでホッとしました。というか、みなさん「うちのわんこですー」と写真を添付してくれて楽しかった(笑)

昨晩は、お茶の水女子大学グローバル教育センター主催の「国際理解のための落語会」で落語を聞いてきた。@お茶の水女子大学徽音堂

外国人学生に落語や小噺を利用して日本語を教える、という研究活動の一環としての落語会で(趣旨がすばらしいね!)、外国人学生が小噺を練習して発表したあとに、プロの落語家や紙切り師も来て芸を披露してくれる。

で、そのプロというのが、なんと柳家さん喬師匠(!)
さん喬師匠がハナとトリの二席をやって、柳亭左龍師匠がもう一席、鏡味仙花が太神楽をやり、紙切りを林家二楽がやるという豪華な寄席形式。ボクは仕事で遅れていったので、左龍の「棒鱈」と二楽の紙切り、そしてさん喬の「幾代餅」しか見られなかった。

左龍や二楽の話しぶりからすると、どうやらもう何回もこの落語会に参加している様子(さん喬師匠も)。それどころか提携しているっぽい米国バーモント州のミドルベリー大学夏期日本語学校にも何度か行って落語などをしている様子。こういう草の根の活動が我々の知らないところでちゃんと行われているんだなぁ。すばらしい。観客もそうは多くないからギャラ的にもほとんどボランティアに近いだろうに。

外国人学生が相手という意味では「紙切り」は格好の芸である。
ハサミを使って見事な切り絵を作り上げていくものだが、まぁ寄席ではちょっと地味めの芸。ただ、外国人にはホントに受ける。昨日も大受け。まぁああいう器用さは神業としか見えないだろうなぁ。おおおー!とか歓声が上がるとこちらまでうれしくなる。

柳家さん喬師匠は、実はボクは初めて聞いたのだが、いやぁ本当にホレボレする「幾代餅」だった。絶品すぎて呆然とした。うんまいなぁ…。もっともっとこの人の落語が聞きたいと思った。寄席に行こう。

終了後、NPOカタリバ代表理事の今村久美さん(アジア版「TIME」誌の表紙になってる!)も加わり、5人でご飯。松井さんの官房副長官就任のお祝いをずぅっとやってなかったので、親しい仲間で集まっての小宴だった。

なんだか最近「教育」に急に縁が出てきた。
演劇教育を推進する平田オリザさんや「よのなか科」の藤原和博さんとの出会いもそうだし、今村さんが代表をやっているNPOカタリバもすばらしい教育プログラムの実践で知られている。昨日の「国際理解のための落語会」も教育の一環だし、最近は広告学校系でのレクチャーも増えた。青学オープンカレッジのスタッフも友人にいていろいろ話を聞いているし、そういえば来年はある大学の非常勤講師も勤めることになった。

「思いも寄らない流れにはとりあえず乗ってみろ」というのはボクのモットーでもあるが、これも「思いも寄らない流れ」なのかもしれない。「教育」か。まぁ向き不向きから言ったらわりと向いているとは思うけど…。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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