原稿はいつ書いているか

2009年11月18日(水) 8:08:29

毎月第3水曜日に連載されるはずだった読売新聞のコラムですが、構成が少しかわり、いろんな特集記事にも押されて(森繁特集とか)、一時的に不規則になっているようです。次回は12月8日らしい。そう、本当は今日掲載だったのですが(そう思って入稿済み)一気に3週間延びてしまいました。ですので今日の朝刊には載ってません。すいません。つまり新しい顔写真が掲載されるのも3週間延びます(笑)

原稿はいつ書くんですか、と、よく質問されるので書いときますね。
一応、本業も忙しくしてるので(ついでに書くと、最近「え、広告の現場もやってるんですか? もう講演とかが本業かと思ってました」と数回言われてビックリ。普通に現場やってます。というかそーとー忙しくしてます)、平日の昼間は打ち合わせや企画などでパンパン。原稿書くヒマはありません。

平日の夜はというと、昔は残業王のように残業してましたが(月200時間前後してた)、もう「夜は仕事しないで消える」と決め、周りにもそう宣言しているので、ほとんど帰れます。周りの人もボクとの会議は夜にはいれません(あの人はそういう人、と認識された模様)。よっぽどのときは夜も働くけど、基本的に仕事は昼間にすべて終わるように仕組みます(これはある程度の年齢になってプロジェクトのリーダーになると仕組みやすくなります。若いうちは年長者とかの予定に合わせないといけないので難しいかも)。

会食(外食)はほぼ毎日(平日)。どうしてもお酒が入るので、帰ってからの原稿書きは無理ですね。というか酔って帰ってきて仕事の残りをやることも多いので原稿まで手が回りません。外食しない日は、あっても週に1日程度。家ではお酒を飲まないので、そういうときは原稿を書くこともあるけど、疲れちゃって早寝することも多いかな。

ということで、残るのは土日と朝。これはフル回転してます。
土日は予定を極力いれず、ずっと Mac に向かいます(Mac はリビングの隅にあるので、家族とコミュニケーションしながら書ける)。だからゴルフみたいに1日つぶれるスポーツなどはありえません。海に誘われたりホームパーティに誘われたりしても涙をのみます。昔は釣りをしたりテニスをしたりしてたんだけど、もうまったくしなくなりました(やりてぇ…)。

Mac に向かえばすぐ書ける、というわけではなく、エンジンがかかるまで(ひどいときで)10時間以上かかったりするんですね。でもその間はずっと Mac 前で粘ります。本業が忙しいと頭がうまく切り替わらず、エンジンかかるまで(書き始められるまで)に1日以上かかったりします。つまり土曜は書けず、日曜になってようやくチョボチョボと書けるようになってくる感じ。だから、いい感じにエンジンがかかってバシバシ書いてるころにはもう日曜夜ということもしばしばです。月曜からは本業なので、そのエンジンもそこで停止というモッタイナイことに。毎週そんな繰り返し。

その点、「明日の広告」みたいな本業の本は、頭や気分を本業から切り替えなくて済んだので逆に楽だったかも。今回みたいな「旅と食の本」なんかだと、旅のうきうき気分にならないと書けないので、文章のノリが出てくるまで相当かかる感じですね。エッセイ程度でこうなんだから、本業を別に持っている小説家なんか、頭を切り替えるのにもっと苦労してるんだろうなぁ。

朝は4時台〜5時すぎには起きることが多いので(目覚まし時計いらずで目が覚める)、出社までは Mac 前でいろいろ書いてます。メールとかさなメモとか原稿とか。ただ、原稿の場合は、土日と同じようにエンジンかかるの遅いので、本文を書くというよりは土日に書いたものの推敲や読み直しが多いかも。

土日と朝。これで間に合わなくなってくると、必然的に外食を減らすことになります。
だから、間に合わないのが目に見えている12月は外食の予定を極力いれてません。もう半分ほどの夜は会食で埋まっちゃったけど、あとは入れない覚悟。ボクを誘わないで!(泣)

というか、やりたいこと、書きたいことが多いので、そろそろ酒をやめる方向かなぁ…。
急にやめるのが(いろんなつきあい上)無理であるのなら、飲む(外食する)のは週2回とか決めて、あとは仕事や原稿にかけようかと考えてるところ。何かを得るためには何かを捨てないといけないし…。最近は急に人脈が広がったので会食がべらぼうに多いんだけど(そして人生においてそういう時期なのだとも思うけど)、ちょっと減らす方向で検討しているところです。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事