デジタルとアナログのタイムラグ

2009年1月25日(日) 11:41:58

地デジ対応のデジタルテレビ(20インチ)を買ったのは去年だったかな。
それまで使っていた古いアナログテレビ(15インチ液晶)はキッチンに行き、料理中に妻がアナログ放送を見ている。

で、キッチンでご飯を作りながら妻がアナログ放送を見、ボクや娘がそこから数メートル離れたリビングのメインテーブルでデジタル放送を見る、ということが朝ご飯前とかにたまに起こるのだが、そこで初めて気がついた。音声がズレるのだ。タイムラグが発生する。

知ってました?
というか、アナログ放送とデジタル放送で同時に同じ番組を見ないと気がつきにくいことなのだけど。

朝、ニュースとか見ていると、デジタル放送の方が数秒遅れて放送している。
ニュースが「森のクマさん」状態。輪唱になるのだ。ちょっと酔う。

調べたら、デジタル放送は放送局側でデータを圧縮して送信するため、受信した後にそれを解凍する作業が発生するらしい。その解凍する時間の分(数秒)だけアナログ放送より遅れる、と。ふーん。このデジタルテレビの中で際限なく解凍作業が行われているわけね。

だから新年のカウントダウンとかはアナログ放送の方が正確なんだとか。なるほど。つまりテレビを見ながらの「たった今、全国的にこの瞬間から新年!」という同時間感は地デジではもう味わえないということか。

そういえば最近の放送は「時報」がなくなった。ピ、ピ、ピ、ポーンってヤツ。
地デジになると正確な時間が表示できないからなのね。なんだかなー。新年の時報にしても、サッカーなどのライブ中継にしても、いろんな生放送にしても、「完全同時感」って興奮の一番のスパイスなのになぁ。数秒とはいえ遅れて入ってくるって、少し興が削がれるな。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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