山奥の命

2009年01月12日(月) 10:20:51

姫路に住む友人夫妻のお父様が週末猟師をやられていて、毎年この季節になると新鮮なイノシシ肉を送ってくださる。ありがたく昨晩はボタン鍋。粉山椒をまぶしたイノシシ肉を味噌味の鍋にして、メドックの赤ワインを合わせてみた。シャトー・ラ・トゥール・サン・ボネの2000年。

同封されていたお手紙がいい。

新年早々、父がイノシシを獲ってきましたので、お送りいたします。
今シーズンは、昨年秋に台風の上陸がなかったので山の木の実が充実しているのでいい状態(美味しい脂)だろうと思っていたところ、山には餌の木の実がなくイノシシもあまりいい状態のが獲れませんでした。
天然のジビエは山の状態によって味が変わってくる、という常識的なことも、こうして都会生活を送っているとわからなくなってしまう。山の木の実の状態を想像しながらイノシシをいただく楽しさ。食卓が山に直結しているような実感。安定した食肉の切り身をスーパーや小売店で買っている毎日では決して味わえないシズル感。

山の状態を想像しながら食べていると、それをむしゃむしゃ食べながら幸せに生きていたイノシシの命を奪って栄養にしている自分たちの存在にも自然と気づく。キレイゴトを言う気はないが、生き物たちの幸せな日々を奪っているという自覚を持って毎日大切に生きなければと思う。

酔って早く寝たせいか、山のチカラが宿ったせいか、今朝はすっきり目が覚めた。
とりあえず元日以来続いている早朝勉強をやり、いまから企画書作り。今週はいろいろ仕事が立て込んでいるので、相当準備をしておかないと危ない感じ。祝日とはいえ今日は地道にがんばる日。

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