今年のトピックスはやっぱり「明日の広告」

2008年12月31日(水) 15:04:10

個人的に2008年の最大のトピックスは、本「明日の広告」を出したことだと思います。

いままで単に「食のヒト」的に思われてきたのだけど、これでようやく「広告メインのヒトだったんだ」と世間に認識された感じ。ええ、実はそうだったんですよ(笑)。本業は広告を中心としたコミュニケーション(今は広告の枠組みを出ようと思っています)。食は趣味のひとつです。

おかげさまで「明日の広告」は広告の本としては異例に売れて、いままでで累計8万部(5刷)。ボクが出した本の中で一番売れた本になりました。
最高でアマゾンの総合10位。レビューも29件書き込まれ、平均で星5つです。発売後1年近く経つのに昨日見たらまだ500位以内(まぁこれは乱高下するんですが)。本当にありがとうございます。ついでに言うと、青山ブックセンターでは上半期ベスト1だったそうです。

年末になって「2008年ベスト10」みたいな特集が組まれ、いくつかの雑誌やブログでありがたいことに上位に選ばれました。
光文社の「本が好き!」という書評誌では「今年読んだ『最高の一冊』」に選んでくださった評者もいました。リクルート「R25」の「2008年R25特選」にも大きく取り上げてもらい、「この本を広告関係者だけに読ませておくのはもったいない」と書いてもらいました。ありがとうございます。

本が話題になった副産物として、講演依頼が増えました。
今年は結局80本くらい講演・講義・セミナーをこなしたのではないかな。週2本弱。夏から秋にかけては週3本とかこなしてました。しゃべりがうまくなったわけでは決してないけれど、かなり経験値が上がりましたね。場数をこなすことの大切さを改めて認識した感じ。特に札幌での新聞大会のパネラー体験。あれは本当に緊張したけど、舞台度胸がつくと同時にとても勉強になりました。あ、あと天野祐吉さんの本の対談相手も勉強になった。ああいう大きな経験って自分が活性化されるんですね。

そういう活性化も今年の収穫のひとつです。
いろんな人と話して、いろんな経験を積んで、どんどん自分の中が活性化され、考え方が進化していく感じ。
サイトで情報をずっと出してきたので「情報は出せば入ってくる。いっぱい出せばいっぱい入ってくる」とは知っていたけど、今回の本はその予想を上回って莫大な量のインプットがありました。やっぱりアウトプットは大切。これからもずっとアウトプットし続けます。

今年はホント、いろんないい出会い、大切な出会いがありました。
反省点もたくさんあったけど、広くフレキシブルに動けた1年でもありました。今後の仕事人生の方向性に大きな変化をもたらす1年だったかも。つらかったけど、きっと後々思い出す大切な学びの年だったのでしょう。

さて、明日から2009年。
四柱推命によると、ボクは2010年から20年間「天井知らずの運気が来る」らしいので(笑)、もっと学んで、いい助走をして、来るべき大ジャンプに備える年にしたいと思います。大ジャンプ前のホップ・ステップという感じ。ええ、そうですね。静かに燃えてます。

……ただ、問題は、まだどこに向かってジャンプするのか決まっていないこと。

ダメじゃん!

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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