人生でもトップクラスのプレッシャー
2008年10月10日(金) 8:35:37
来週の15日(水)に、人生でもトップクラスにプレッシャーのかかる仕事があり、日々緊張が高まっている。
テンションが上がったり下がったり、人に頼ったり独りを欲したり、異様に元気になったり急に疲弊したり、なんだか気分が乱高下。というかですね、この仕事を言われたのが6月。なんでそんなに早く言うかな。この4ヶ月、ずっとこのプレッシャーと闘っている。
親しい友人にはちょこちょこ愚痴をこぼしているのだが、違う業界の人にはこのプレッシャーがわかりにくいようで、理解してくれようとはするもののどこかでピンと来ていない模様。それもそうだろうなぁ。
かといって会社の同僚ならわかってくれるかというと、ボクの周りのクリエィティブ部門の人間はピンと来ない様子。まぁボクでも他人事だったらピンとこないかも。だから気楽な気持ちでその仕事を受けてしまった。受けたあと、いろんな説明を聞いているうちに「こ、これはひょっとしてオオゴトなのでわ!?」とびびりまくった次第。
実は新聞業界の仕事(依頼は新聞協会より)なのだが、どうやら新聞業界ではその年最大のイベントで(その名も「第61回新聞大会」)、うちの会社のその部門の人間に話すと一瞬絶句した挙げ句「そ、それは……地獄だなぁ」と憐れんでくれる。そんな類のプレッシャーなのである。
新聞大会というのは、よく知らなかったのだが、全国の中央紙・地方紙の社長・副社長・専務クラスが年に一回一同に会し、新聞のあれこれについて話し合う、というイベントである。地方の持ち回りで、今年の開催は札幌。大会式典は尾高忠明指揮による札幌交響楽団の演奏から始まる。そういう大イベントなのである。
ワタクシに課せられたその仕事とは、その新聞大会の壇上でパネル・ディスカッションをする、ということ。日本語で言ったら座談ですね。
座談といっても3時間を超える長丁場。聴衆は日本の新聞社全紙の社長・副社長・専務クラスがズラリ(日本の新聞社はこんなにある)。全員スーツの大観衆だ。んでもって、座談相手の4人(ボクを入れて5人で座談)がこれまたみな社長さんなのである(!)。朝日新聞社社長、新潟日報社社長、西日本新聞社社長、そして司会は北海道新聞社社長。そこにボク。一介のクリエィティブ・ディレクター。なぜボクがその場にいないといけないのか、いまだに理解に苦しんでいる。
講演と思ったのでまぁなんとかなるかと引き受けたのだが、座談と知ったのはちょっと後。座談はまったく未知数だ。壇上でアドリブがきかないタイプなので不得意分野。というかパワポなしでなんかしゃべれないよ。しかも相手は社長様たち。新聞業界素人のボクにいったい何を望んでいるのか。まぁ当日聞かれる話題についてはだいたい教えてもらっているので予習はできるし、素人だからこそ出来る発言もある。それにしても、んー、困った…。
たぶん拙著「明日の広告」でメディアの明日をポジティブに書いていることが人選のキッカケだと思うので、当日は超明るい話をしようとは思っているが、それにしても、座談相手が座談相手、聴衆が聴衆。しかもうちの会社の社長・専務・常務・局長クラスまでみな来るという。あー胸が痛くなってきた(←数週間来の胸の痛みの原因はこれかも)。
乗り越えるべき山が高ければ高いほど、乗り越えた後は違う風景が見える。
もともとアガリ症で話下手のボクにとって、チャレンジし甲斐のある高い山である。でも違う風景が見えるには「乗り越える」ことが前提。頭が真っ白になり、声が震え、大汗かき、支離滅裂な話をしてこの大切な大イベントを台無しにする自分の姿がちょっと想像できる(わぁ)。あぁ逃げ出したい!
札幌ではモリが脳天気に「飲みましょうねぇ!」と待ってくれているが、ごめん、前日夜とかに飲んだらプレッシャーから深酒しちゃいそうだよ。あ、二日酔いくらいで行った方が逆にアガらないかも。いやいややっぱりそれはダメだ。んー……また胸が痛くなってきた(笑)
